食糧・資源高騰危機へのシミュレーションを(コラム記事)_イメージ画像

食糧・資源高騰危機へのシミュレーションを(コラム記事)

2022年春以降、様々なものが目に見えて値上がりしている。光熱費もだが、日々の必要品である食品の値上げが最近はよく取り沙汰されている。

 

私自身、これまで生活する上で、さほど食い物に困ったということはない。今もまだ、それは変わっていない。物価は確かに上がっているが、仮に食費が一割ほど上がったとして、そこまで急激に生活の質が変わる訳ではないだろう。だが、今回の値上げラッシュだが、仮にウクライナ問題が解決すればそのまま改善に向かうかと考えると、それは間違いであるかも知れない。

 

2050年に訪れる食糧問題

正直に言えば、今までこの問題への関心は薄かった。というのも、さすがに2050年には生きていないだろうし、遠い未来とでも感じていた。

 

人口を世界で見ると、大雑把に見て約1%/年で増えているらしい(一年に1億人弱増加)。このまま増えていくと、年を追って食糧は手に入りにくくなっていくのではないだろうか。「2050年には食糧問題が発生する」という風に認識してしまいがちだが、既に食糧危機は発生しており、それが次第に酷くなっていく、という見方が正しいのかも知れない。つまり、物価高は始まったばかりで今後も高騰を続け、かつ、本当に酷いインフレともなれば、どれだけ金を出そうが品物が手に入らなくなってしまうということも考えられる。

 

参考リンク(DIAMOND online)

2027年にインドが人口世界一に!? 日本の1億人割れはいつ?

 

 

食糧だけではなく、すべてが枯渇していく

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画像転載元(pixabay

今回の値上げは生活に密着するものの正に一斉値上げ。食糧だけではなく、水道光熱費など各種インフラも増加傾向にある。これも人口増加率からすると、とても一過性のものとは思えない。日本で暮らしている間はどうしても日本を基準に考えてしまいがちだが、世界では今も目覚ましい速度で発展している国がある。それらが今後、現先進国のように資源を消費するようになれば、現在の人口分布から見て、現先進国の消費減少分以上に増加していくだろう。

 

今後を考えるなら、日本ではなく、世界に目を向けて考えてみる必要がある。今回の各種値上げの勢いは、遠い未来からみるととても穏やかだと言われるかも知れず、そしてウクライナ問題を契機とするもののようにも考えられているが、歴史の上では必然の出来事であり、それがなかったとしても発生は必然であっただろう。ウクライナ問題がなくとも、食糧一斉値上げは発生していた。それが少し早くなっただけなのかも知れない。

 

 

経験を糧に

食糧危機と言われて、それが実際に日本・日本人に対し、どう影響するのか今一つイメージすることは難しい。そういう人が大半であろう。そして実際は分からないが、近年の日本は飽食であったと私は考える。同様に資源や環境に対しても貪欲であり、そして配慮に乏しい。電気代やガス代が本当に支払えない、という生活をしている方はちょっと別であるが、それらが本当に貴重であることを、真に身に染みて理解している方は少ないのではなかろうか。

 

今後も、今回のような総値上げが段階的に行われることを想定しなければならない。今回の食糧事情の問題は,世界人口の結果による比率がまだ少ない。仮にこの事態が10年後の、今より人口が約一割前後増加した時に起きたとすれば、果たして今回と同じ程度の値上げで済むかと言われたらそれは否であろう。

 

また、値上げでは済まないものも出てくる。今回のように特に高騰した野菜や果物も一部あり、それらが更に進んで手に入らないという事態も起こる。現在の問題を転機に、自分が食材に対して、そして資源に対してどのように向き合って来たか考えてみるのも一つだろう。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。

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