地方暮らしの恐ろしさ~地方移住の幻想~その2_イメージ画像

都会と地方を巡る様々な争いを考える墓場ネット。世間的に地方はいいぞ、という声の高まりとともに出てくる、やっぱり都会がよかった、という移住経験者の声。前回は主に概論と都会のメリット・デメリットについて記載しました。今回は地方から始まります。

 

最近は地方に嫌気が差していますので、やや地方への偏見があります。ただ、性格的に都会にいれば都会が嫌になり、地方にいれば地方が嫌になる、という所がありますので、気分的なものでもあります。少し前までは地方に憧れがありましたし。

 

参考リンク(墓場ネット)

地方暮らしの恐ろしさ~地方移住の幻想~その1

 

地方のメリット・デメリット

地方暮らしの恐ろしさ~地方移住の幻想~その2_イメージ画像

もちろん地方にも様々なものがあります。今回は地方主要都市から少し離れた、一般によく想起されるような地方像を思い浮かべて考えています。ド田舎ではなく、ほどよく地方色、そんな感じです。

 

メリット

全体的に生活費が安いです(一般的には給与もですが)。あとは住む場所によりますが、海や山などの自然が身近に感じられることですね。ちょっと移動すれば綺麗な自然があるというのは素晴らしいことです。気分転換にちょっと車で海まで、ということが出来る暮らしはなかなか乙なものです。

 

あとは大体の場合ですが、どんな恰好で歩いていてもおかしくない空気があります。中心都市でなければビジネス街っぽい所もないですし、何より高齢化していますので、ラフな恰好で歩けるのはいいことですね。

 

もちろん他にもありますが、前回の記事の通り、今回は地方をディスる目的なので、ここいらで。

 

地方のデメリット

マナーが悪い、というのは多くの方が挙げていることです。特に交通マナー。人間の絶対数が少ないので、これくらいなら許されるだろう、という人が多いのが最たる原因ではないでしょうか。通常なら、他の人を見てそれに何となく合わせていくものですが、模範がいない、もしくは誰も守らないという状況があります。見知らぬ他の人のことを考えない、とも言い換えられるかも知れません。

 

電車から降りようとして、入口で通せんぼされることもよくあります。列を守らない、電車内で騒ぐのも珍しいことではありません。

 

参考リンク(ドリリウム 様)

【地方移住】田舎者は「おおらか」なのではなく「マナーが悪い」ことをよく知っておいてください

 

それから半端に人が多い地方都市などでは、都会だと自然と人の動く向きができますが、それがあまり見当たりません。往来の適当な場所を自転車やら歩行者やらが通り、もちろん通行方向で何となくまとまる、とかもないです。好き勝手に動きます。都会で人の波を分けて歩けるような方は、恐らく逆に戸惑ってしまうのではないでしょうか。

 

あとは娯楽が少なく、ショッピングモールが主要娯楽です。週末は近隣まで渋滞の列が伸びます。また、とにかく過剰なくらいの車社会ですので、ちょっと街中に入ったり、通勤の時間帯で道路が非常に混むことがあります。フレックスタイムや自営の人も少ないので、特に朝の八時前後、夕方の6時前後が常にピークでしょうか。どこにこれだけの人がいたのかというくらい、不思議に混みます。

 

それから話題が狭いです。色々な分野において、数も種類もサービスなども限られ、突出したものが生まれにくいです。個人経営店はちょっと置いておくにしても、通常の店舗は似たり寄ったりのものばかりになりますので、その点であまり変化がありません。

 

特色がないということは、自然とそこに暮らす人々が同じようなことを経験することになりますので、同級生や、同じ会社の方の動向などが注目されがちです。話題のレベルなども変わることもなく、「自分がどうした、どうしたい」ということではなく、他の誰かが主語になる話が多いのです。

 

暮らしについて、地方都市の中枢などはまだ大丈夫ですが、駅を二つくらい移動すれば、そこを起点として徒歩だけで暮らすのが困難になります。店はそんなにありません。でもなぜか道路はどこまでも伸びています。地方は店と店の間が大きく、駐車場も無駄に広いので、なんといいますか、空虚な空間がそこかしこにあります。都会はやはり一軒一軒が狭いですが、言い換えれば最低限のスペースでやりくりしている分、行動する分には楽なこともあります。都会では至る所にある商業ビルですが、地方はあまりなく、単独での店舗が多いです。そういう点で、そんな中でも色々なものが詰まっているショッピングモールに人手が集中します。

 

 

不思議と差がないか、都会の方が悪いもの

各店舗の対応などは、地方の方がいいことが多いです。都会の方が競争性からサービスの質もいいのかと思いましたが、そのようなことはなく、逆に、地方の常識で考えて著しく酷い所が目につくこともあります。地方から都会に行く人は、能力的に高い方ももちろんですが、地方でやっていけないような人も移動しますので、そういうことでもあるのでしょう。

 

また、地方は客が少ない分、それなりにサービスに手間を割くことができますので、あきれるほどに酷い、ということは少ないかと思います。

 

それから、これも絶対数の関係かも知れませんが、男目線での可愛い子は地方の方が多い印象です。割合的に見て、平均が違う感じでしょうか、あとは化粧かも知れませんね。都会は化粧がまだあまり上手でない若い女性が、なんかよく分からない化粧をしているせいで、かえってブスに見えるような人が多かったです。化粧して逆にブスになる、こういうのは地方はそんなにいないかも知れません。また、学生レベルでの化粧率そのものが違うのも一因です。化粧が不慣れな内は、変に盛ってしまったり、上手く勝手がつかめず、ちょっとおかしなメイクになってしまうこともあるでしょう。

 

 

地方暮らしの恐ろしさ~地方移住の幻想~その2~まとめ~

若者にはチャレンジ精神というか、物事を広く見据える力を付けて欲しいものです。様々な可能性と魅力、方向性に溢れている都会を経験して欲しいと思いますし、そしてなるべくなら、若い間はその環境から無理に出るべきではないとも思います。

 

もちろん様々な事情があり、様々な人がいるのも事実ですので、これも答えというものはありません。現代は移動が制限された社会でもありませんので、個人の自由、意思で考えらられるものなら考えて頂きたいと思います。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。

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