ゲーム作品に登場したことで人気のある(?)ガンダムタンク。ガンタンクが600円、ガンダムが1000円くらいですので、金額的にも手軽に制作することができます。
また、改修の方もガンタンクの下半身の上の接続部を切り取って適当な接続パーツを取り付けたり、それかマスキングテープなどを何重かに巻いて太らせるだけで、手軽に接続させることができるのも魅力です。更に、ガンダムの制作は下半身が意外と面倒であり、そしてガンタンクは上半身が面倒ですが、そんな中でのガンダムの上半身とガンタンクの下半身。見た目にもインパクトがありますね。
今回はそこまでちょっと番外編ではありますが、気楽にレビューしてみたいと思います。
参考リンク(WIKI)
プロポーション
それぞれの発売時期は、恐らく十年以上の開きがありますでしょうか。プロポーションの整合性という点で考えると、ちょっとその辺りは微妙です。
ですが、初めて組み上げた時は違和感があったものも、完成して少し眺めていると、すぐにしっくり来るから不思議です。
カラーリング
ガンダム部の白は色をちょっと濃くしています。他、赤と青に関しては同じ塗料で作成しています。
改修部、ディティールアップなど
シャープ化や、ビーズの埋め込みなどで、大きな改修点はないかと思います。
また、ガンダムのツインアイは、今まで使ったことなかった、クリアーパーツと下面の銀色のシールの方(選択制)を使用しています。こちら、つや消しで処理しても、思った以上に光ります。初めて使用してみましたが、他のキットにも流用してみるのも面白いかも知れませんね。
合わせ目・塗装など
ガンダム、ガンタンクに準じますが、合わせ目は武装くらいになりますでしょうか。この組み合わせ、かなり作りやすいです。
参考リンク(墓場ネット)
HGUC-REVIVE- 1/144 ガンダム 塗装・製作レビュー
HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク 塗装・製作レビュー
制作フロー(ほぼテンプレ通り)
- パーツの切り出し
- 紙ヤスリにてランナー処理、及び面積の広いパーツへのペーパー掛け
- 接着剤による合わせ目処理(処理の容易な箇所)
- 1mmメタルボール、ビーズを仕込む為の穴あけ(DAISOルーター使用)
- 洗浄と乾燥
- 一パーツごとに、持ち手を付けて、エアブラシにて水性ホビーカラーにて塗装(全パーツ二度塗り)
- ガンダムマーカー(ブラック・グレイ・ブラウン使用)にてスミ入れ、ディティール出しの為に部分塗装
- マークセッターを用いて、市販の水転写デカール貼付
- エアブラシにてつや消しを塗布
- 乾燥後、擦り合わせ(ねじって塗料を削ったり、塗料をデザインナイフで削り出したり)した後、組み立て、
- メタルボール、ビーズの埋め込みなどのディティールアップ
- 完成!
作業への感想・所感
諸事情あり、制作開始からかなり間が空いた(年単位)のですが、なんとか完成させることが出来ました。特に大きな失敗はなかったかと思います。
HG 1/144 ガンダムタンク 製作・塗装レビュー! ~まとめ~
時に変わり種として紹介されるガンダムタンクですが、タンクとして汚しやリアル感、そしてガンダムとして細かな改修など、オリジナル性・リアリティ性などで、かなり楽しめるキットです。手軽ではありますが、ちょっと変わったものを作ってみたいと思った時など、カラーリングを変えるだけでも楽しく制作できるのではないかと思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。