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新型コロナウイルス目線で考える戦略(コラム記事)

新型コロナウイルスが相変わらず猛威を振るっている。緊急事態宣言も延長され、ウイルスによるものだけではなく、ウイルスによって経済活動が出来ず、その為に疲弊している人も多大な数となる。

 

人類とウイルスは基本、敵同士である。人間を介して数を増やそうというウイルスと、危険なウイルスを駆逐しようという人類の戦いはこれまでも、そしてこれからも終わらないだろう。

 

参考リンク(墓場ネット)

 

新型コロナウイルスの珍しい点

このウイルスは非常に強い、という点がある。それは、人によっては無症状、というものである。

 

この為に、社会を守る為、症状もない健康な人間も行動を自粛しなければならない。だが、果たして誰もが、それを実行出来るかという疑問はある。人から病気を貰わないというのは、生き物の本能であるように思う。対して、人に病気を移さないというのは、その何段階か上の水準を持つ者でないと出来ない行動だ。ましてや、誰もが自分が感染しているかもしれないと思い、その上でのマスク着用や、行動規制などの適切な行動を取ることは難しい。

 

まずはこうして、密かに、警戒されずに、ウイルスはほぼ確実に行動範囲を広げることが出来る。

 

なお、未だに新型コロナウイルスの正体というか、明確な症状は特定されておらず、免疫系の暴走という言葉も見られるようになって来た。症状が多岐にわたることもこのウイルスの強力な点であろう。

 

 

変異と人間間での情報の伝達性

当初、若者は無症状、中年以上は重篤になりやすい、というものであったが、既にこの前提は崩れている。そもそも中高年以上で症状が出やすいというものは、各器官に基礎疾患が見られたり、加齢によって免疫力が低下していた場合などがある。

 

つまり、それらのない非常に健康な人間であれば、年はそんなに関係ないのかも知れない(体力の有無による重篤化率は別にして)。ただ、当初に出回った情報というのはなかなか訂正・認識されにくく、加えて、それが二重三重にと更新されてくると、一体何が正しいのか分からなくなる。

 

これだけ情報が溢れていると、人によって情報が入るタイミングというのはまちまちとなる。

 

最新がCであるのに、今、Aの情報が入った人間がいて、その人間がAの情報を、Cの情報を持った人に与えると、Cの情報を持った人は、Cが間違っていたのか、もしくは情報Aが新たに再認識されたのか、というようなことを考えてしまう。今はそういう個々人の情報発信が簡単にインターネットで出来てしまうから、不確かな情報が結局世に溢れてしまう。

 

 

人類側の自己崩壊

今、話題になっているのは自粛警察という言葉だったり、コロナ〇〇というものである。コロナ自体が直接の原因ではないが、それが為に、今まで焦点が当てられていなかったことが明るみに出て、多くの被害が生じている。個人の権利が拡大しようという世界の流れ、そしてそれを変に解釈してしまう一定の人間が出て来る限り、行動の自粛は完全には実行されない。そして、そのような者が一人でもいれば、今までの大多数の人間の努力の効果は立ちどころに薄れ、それが繰り返される度に、他人に残酷になっていく。

 

コロナによって以後の人生が変わった人間も数多くいるだろうと予想される。だが、今はまだ初期段階である。早くとも終息が年内までは掛かると予想されている現状では、そのような者がまだまだ出て来ることは予想に難くない。

 

 

新型コロナウイルス目線で考える戦略(コラム記事)~まとめ~

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画像転載元(pixabay

WHOと中国の関係を伺って発生し、それなりの感染者数を構築した上で春節を待ち、そのまま各世界に広がる。初期は本当の恐怖(強毒性)を隠して人類の警戒を緩め、無症状者を介して静かにその時を待つ。

 

一旦症状や、初期症状が特定されつつあると、変異を繰り返し、別の警戒の薄い所を狙う。こうしてみると、こうして広がっているのも尤もなことだと考えさせられる。一定数確実に存在する、倫理性弱者(平たく言えば他社配慮のできないバカ)がいる限り、どうあってもウイルスの伝播手段はなくならない。

 

こういう背景を見ていけば、コロナが広がったこと、世に出たことは必然であるとも思われる。そして、以前と同じ社会に戻るまでには十数年、もしくはもっと長い期間が掛かるとも言われており、一部では不可逆的な変化も生じているだろう。

 

ただ、個人としては、それは良い傾向だとも思っている。今回の件で様々なことが見直され、そして問題も出て来た。幸い、コロナにおいては、各国は次第に快方へと向かってきている。そして、細菌の方にはなるが、やがて来るAMRを前に、どれだけの対策が出来るのか。新型コロナと同じように対応すれば、今度こそ未曽有の事態となりかねない。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。

 

参考リンク(Yahoo! ニュース)

2050年には1000万人が死亡!? 抗生物質が効かなくなる『AMR』の脅威と防ぎ方