タイトルはかなり大きく出てしまったが、当コラム記事の中身は薄い。中高年のリストラと不況に強い風俗産業の薄い考察があるだけなので、そこは勘弁して頂きたい。
今やテレビも雑誌もほぼ新型コロナウイルスに関する話題が多い。それほどまでに驚異的なものである。地域ごとに見てみると、少し落ち着いて来た箇所は見て取れるが、一番恐ろしいのは発展途上国での蔓延である。そこではかなり先々まで見通しが効かないかも知れない。
さて、アフターコロナという意味で考えると、全世界にとって大きな転換期であるように言われている。世界情勢が変わり、もう以前の世界模様には戻らない、とも言われているが、それがどこまで事実となるかは分からない。
民間レベルでの変化はどうなるか
世界情勢はとても予想ができないが、しかし民間レベルでの予想なら、思いつく限りでもいくつかの予想が出来る。最終的には元の暮らしに近づいていくだろうが、それが数年先か数十年先かは分からない。
まず、この事態を受けて、単純に大量の失業者が出る。今はまだアウトバウンドや外食、観光といった分野だが、次にレジャー系の企業も危なくなっている。
これに合わせて、コロナ以前より流れが出来つつあった、中高年の早期退職が更に進んでいくと予想される。コロナ不況だから、という名目で、社内に辞めざるを得ない状況が出来て来ると、今までの退職勧告への抵抗は、会社の横暴に対して抵抗するという意味で、社内の別の者からの助けも見込めたかも知れないが、それももう期待できなくなる。
すると、この機会に社内の若返りを求める企業が多くなる。そうすると社内は速やかにIT化が進むだろうから、そこについていけないような中高年は、オフィスへの再就職はかなり厳しくなる。
不況に強い風俗産業
一方で、風俗・接待系飲食業はコストの多くが人件費(キャスト)であり、維持費はそう高くない。社員コストはもちろんあるが、そっちはあぶれた中高年の存在があり、一度は解雇しても人員の再補充は難しくない。
つまり、コロナが去った後の復活がかなり速いと思われる。コロナが去り、大きく回復する前に一度、再生のためのインターバルがあるとしても、その初期には十分なキャストとスタッフを揃えて復活できる可能性がある。
キャスト側はおそらくアルバイトが多いかも知れない。働ける時に、そして稼げる時に稼いで、いざという時に蓄えておく、という一般女性が増えると思われる。先のコラム記事で記載したが、この層の女性は、普段はお金で時間を買えるような女性ではない。あわせて、レベルの高い女性は嫌気が差して、遠くなく辞めてしまう。つまり、それまでの間にいい女性に当たりたいと思う男性の存在もあって、店としてはかなり好調となるかも知れない。
新人入店という見出しが躍る日々が続くかも知れないが、平時のように同じ風俗嬢がグルグル店を回るものではなく、真に新人入店という可能性もある。こういう事情もあって、復活は早いだろうと思われる。
参考リンク(墓場ネット)
コロナ後、中高年をめぐって社会はどうなるか(コラム記事)
コロナ後、もうコロナ以前の生活が戻ることはない、などとかっこよく書きたかったが、意外とそんなことはないのかも知れない。すったもんだはあるだろうが、結局、社会は再び回り出す。
ただ、今回の発端である中国と各国との関わりを考えると、そういう意味では民間とは異なり、時間が必要となるかもしれない。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。
参考リンク(livedoor NEWS)