HGUC RGM-79SP ジム・スナイパーII塗装・制作レビュー_09

HGUC  RGM-79SP ジム・スナイパーII塗装・制作レビュー

「ポケットの中の戦争」に出て来るキットの中では、ちょっと遅め(多分)の2012年の発売です。個人的には「ギレンの野望_ジオン独立戦争記」で非常に厚い信頼を寄せていたのが記憶に強い機体です。

 

制作自体はもう5年以上も前ですが、記憶を呼び起こしてレビューを進めていこうと思います。なお、今作はキットを二つ、そしてMSハンドを使用しています。また、ビームサーベルのビーム部が紛失していたのか、どこかに紛れているかで手元になかったので、適当な他キットのものを使用しています。

 

ちなみに撮影ですが、最近は折角作ったブースを使わないことが多くなって来たので、ライティングを強化してブース撮影に挑んでみましたが、そんなに変わらないような……。その内に比較でもしてみようと思います。

 

参考リンク(墓場ネット)

撮影ブースの自作を考えてみる(ガンプラ用)

 

プロポーション・改修部・ディティールアップ

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ネット上でもあまり不満は聞きませんね。背面のスラスターなど、手を加えればバックショットがかなりかっこよくなります。また、バイザー内のモノアイも、偏光シールを使用するだけで、見た目がぐっと変わります。大きめのシールドとも合わさって、飾っているとなかなか存在感があります。

 

あとは細かいですが、リアスカートの分割、メタルボール、ビーズ、などです。モールドも予めしっかり作りこまれているので、小さな改修、デカールだけで引き締まった印象に近づけられるのでは、と思います。

 

 

カラーリング・部分塗装

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耳当てっぽい所(?)のブルー線や、首の真下のグレイ部がシールだったりと、気になる所はいくつかありますが、面積も小さいので部分塗装で対応したいところです。また、バーニアやスラスター内部など、こちらも部分塗装で映えるのではと思います。それからシールド前面の丸いグレイ部も塗装しておきたい所です。

 

バーニア内部は赤色、そして基部はゴールドで塗装して、ビーズを接着しています。

 

参考リンク(機動戦士ガンダムのモビルスーツの性能は?)

連邦のバイザー内モノアイの起源は何だったのか

 

合わせ目処理が必要となる所

外装を関節パーツの上に嵌めていくことや、パーツ分割(モールド)により、かなり合わせ目が少ないキットです。目立つ場所に面倒な合わせ目が出ないのは非常に嬉しいですね。

 

合わせ目処理が必要なところ(容易部分)

挟み込みなどなく、そのまま処理できる箇所です。今回は武装くらいですね。

 

武装(マシンガン・ライフル)

こちらはモナカですが、直線の比率が高くなりますので、そこまで面倒ではないとも思います。

 

ドラケン

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比較的、多くの面積がモナカになります。しっかり作ってみると愛着が出て来ます。

 

 

合わせ目処理が必要なところ(困難部分)

中にパーツを挟み込む必要がある箇所などで、処理に一手間掛かるか、単純に困難な場所です。今回はほぼ処理せず、目立たない箇所ということもあり、色分けなどで対処しています。

 

フェイス

宿命ですね、個人的にはモールドと見れる範囲なので、いつも通り未処理です。ただ、間に挟むのは一パーツだけなので、もしかすると後ハメとかも出来るかも(未検証)です。

 

前腕後部

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モナカではなく、ちょっとだけ(1/3ほど)中心からずれるタイプです。ポリと関節基部を挟みますので、なかなか後ハメも難しいのではと見えます。今回はライン風に塗装しています。

 

 

制作フロー

  • パーツの切り出し
  • 紙ヤスリにてランナー処理、及び面積の広いパーツへのペーパー掛け
  • 接着剤による合わせ目処理(処理の容易な箇所)
  • 1mmメタルボール、ビーズを仕込む為の穴あけ(DAISOルーター使用)
  • 洗浄と乾燥
  • 一パーツごとに、持ち手を付けて、エアブラシにて水性ホビーカラーにて塗装(全パーツ二度塗り)
  • ガンダムマーカー(ブラック・グレイ・ブラウン使用)にてスミ入れ、ディティール出しの為に部分塗装
  • マークセッターを用いて、市販の水転写デカール貼付
  • エアブラシにてつや消しを塗布
  • 乾燥後、擦り合わせ(ねじって塗料を削ったり、塗料をデザインナイフで削り出したり)した後、組み立て、
  • メタルボール、ビーズの埋め込みなどのディティールアップ
  • 完成!

 

 

作業への感想・所感

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HGUC RGM-79SP ジム・スナイパーII塗装・制作レビュー_12

今にして自分の完成品を見ると、色々と甘い所があるなあと思いつつ、それでもキットの元の出来が良いのもあって、おおむね満足できるものでした。

 

可動性もいいですし、今まで作った中では、難しいことをせずともちょっとしたディティールアップで、印象が変わりやすいキットだと思います。

 

 

HGUC  RGM-79SP ジム・スナイパーII塗装・制作レビュー~まとめ~

HGUC RGM-79SP ジム・スナイパーII塗装・制作レビュー_09 HGUC RGM-79SP ジム・スナイパーII塗装・制作レビュー_11 HGUC RGM-79SP ジム・スナイパーII塗装・制作レビュー_10

※ビームサーベルのビーム部な他キットのものを使用しています。

 

作っていた当時はあんまり苦労した記憶がなく、色分けも優秀、部分塗装箇所も小さめで、塗装派にとっても作りやすいキットでした。膝立ちの狙撃体制も取れますし、大きなパーツがない分、可動性が高いように見受けられます。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。

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