スポーツジム、最近は24時間対応の店舗も増えて、大小さまざまなタイプが出て来ています。フランチャイズタイプだったり、多店舗経営のものが多いですね。
さて、もちろん土地柄、そして時間帯でも色々と違いますが、今回はそれらの様子を考えてみたいと思います。
私とジムの関係
なんだかんだでジムは複数通いました。ただ、目的が風呂に占める割合が高かったことも事実です。一人暮らしですと、部屋に風呂があろうと、意外とガス代、水代を考えると、ジムは比較的お得に利用できます。
とはいえ、きちんとトレーニングもしますし、ほとんどのマシンを使うこともできます。マッスル系な方々が利用しているベンチプレスなどは使ったことがないですが、それでも個人用の機械で負荷を上げたり調整することで、だいたいは希望通りのトレーニングをすることができるのではないでしょうか。
参考リンク(墓場ネット)
各施設の状況、メリットとデメリット
核施設ごとに記載していきます。
一般的なジム(10時~23時閉館など)
朝から昼頃まではご想像通り、まったりしています。よほど人口過密地帯でない限り、ちょっと待てばほぼ全ての施設を使うことができると思います。また、スタジオなどで差はありますが、きちんとしたスペースを確保してレッスンを受けることが出来ます。
そして夕方。午後7時~9時頃に、利用者が一番多くなります。うち、風呂だけの利用者の割合も増えますので、風呂とロッカー室がかなり混雑します。中にはシャワー等のスペースを待つ時間も出て来たり、浴槽内もほぼ満員になることもあります。
トレーニングスペースでは、こちらも機械の順番待ちも発生します。約8割のマシンが常に使用されている、という状態も出て来ますので、うまく休憩を混ぜながら鍛えていきましょう。だいたい閉館の30分前にトレーニングの方は利用できなくなり、皆が風呂に流れていきますね。
一般的なジムの利点は、風呂が大きいこと。そして良くも悪くも人が多く、賑やかなことですね。そして一般的に24時間のものよりも広いです。デメリットは閉館日があることくらいでしょうか。
24時間営業のジム
こちらは全体的に人がばらける傾向がありますが、夕方~夜間に関しては、時に人が多い時間帯もあります。また、全体的にスペースが狭い(機械数が少ない)ので、ひょんなことで待ちが出てくることがあります。
休憩スペースもありますが、一般的に狭いです。ですが、あまり休憩、会話を長く楽しむという方が少ないので、そんなに混雑することはないです。
メリットはやはり24時間空いていること、そして靴のまま(トレーニング用)入館出来ますので、服を着ていくなど自宅で準備していれば、スムーズにトレーニングをすることが出来ます。鍛えることが目的なら、こちらの方が自分のペースでやりやすいとは思います。もちろん時間によるものもありますが、トレーニングルームという感じですので、コンパクトにまとまっていて、気軽に行くことが出来る、と言えるでしょう。
入浴施設はデメリットになりますでしょうか。一般的にシャワーだけで、男性用2室、女性用2室、中には各一室ごと、という感じですので、時間とタイミングによっては、そこそこ待つ必要が出て来ます。
客層について
午前中~午後はかなり高齢者が多いです。夕方からはビジネスマンの方が入ってきて、平均年齢が下がります。また、どの時間も少子高齢化の影響を如実に受けているのか、高齢者の割合は多いです。
24時間タイプのジムでは、比較的年齢層は下がり、アグレッシブな方が多くなります。もちろん高齢の方もいらっしゃいますが、それでも会話目的というよりトレーニング目的の方が多いですね。
若い女性も割合は低いですが普通にいますし、別に誰かに話しかけられたりして困っている、ということはないようです。その辺りはスタッフ側できちんと管理していたり、もしくは最近の女性はほぼイヤホン付けていますので、そういう心配はないように感じます。
迷惑行動
様々な方が利用しますので、もちろん迷惑行動もあります。ただ、男性目線にはなりますが、利用者が多いということもあるかも知れませんが、ほとんどの店舗で高齢者にものによるものが多かったように思います。
ただ、利用者へ向けた細かなマナーというものを、スタッフさんから教えられたことは僕はありません。あらかじめ、どういうのが他の利用者にとって迷惑に感じるのか、予習しておくのもいいかも知れませんね。
参考リンク(くりたび)
トレーニング内
マシンを拭かない、というのは、まあそこそこ見受けられます。
あとはマシンの独占というか、ずっとスマホをいじるばかりで、トレーニングをしないという人は一定数居ます。特に部屋の端の方の機械だと多くなります(位置的に次の人が待ちにくい)。これは若い方に多いですね。男女比率は同じくらいです。
男性ロッカー室内
座ってスマホをいじるか、何もせずに座ったまま休憩している人がいます。ロッカー内は基本的に狭く、ロッカーが左右で真ん中に長椅子、という配置が多いですので、例えばこれを両方のロッカー側でやられると、そこの通路は死にます。
そして、帰り際にロッカーの扉を開けたままにしていく人。これ、何か意味があるのでしょうか? 湿気取りとしても、入れ替わりが激しい状況では無意味です。また、空いているということを示すにしても、鍵が付いていれば一目瞭然です。ロッカーに入ったときは荷物を持っていることが多く、通路にはみ出してきている扉を閉めながら歩くのも面倒です。
あと、わざわざ密集したロッカー地域に突入してくる人。あれ、他の通路のロッカーガラガラじゃない? って思うこともあります。もしかして、ここは自分用とか思っているのではないでしょうか。
浴室内
シャワースペース、もしくは一時的にタオルなどを置いていく場所(入口の棚です)に、使用済みのタオルを置いたまま帰る人が一定数います。どんだけ底辺なんだ、って思いますね。これは結局誰も片づけられず、そこがずっと使用不可となります。
あとは浴室での会話ですね。風呂場はただでさえ声が響きますし、それでいて、そこそこ声を出さないと聞き取りづらいです。そういう状況ですので、会話自体はうるさいものになります。
最後に、みんなが体を拭いている場所(物置の棚のところ)で、体を拭いたタオルを絞る人間も一定数います。理論上は洗った体を拭いたものだから、汚いということはないかも知れませんが、普通にやられたら嫌ですね。最初は遠慮していましたが、最近はそれをやられたら、その人の目の前で水で流す事もあります。
洗面場(パウダースペース)
扇風機の直前を独占し、首振りに合わせて移動する奴がいます。一時的に扇風機の前にいることは仕方ないかも知れませんが、さすがに限度があるだろう、と思うこともあります。あと、あんまりその人の浴びた風を浴びたくない、とも思ってしまいます。
髪を染めていたり、っていうのはそういえば見たことないですね。ただ、人がそこそこ多いのに、乾かすとかではなく、ずっと髪をいじっている(スタイリング)人もいます。残念ながらそういうことをする人で、イケメンな人は見たことないですね。
似たもので、まれにですが香水もあります。意外と匂いが逃げにくいので、想像以上に残ります。
各種スポーツジムを渡り歩いて感じたこと、問題行動など~まとめ~
画像転載元(pixabay)
読み直していると、清潔感に関する意識の違いから来るものが多いように思います。ただ、私は電車のつり革を掴むことに抵抗もないですし、落ちたものをさっと拾って食べたり、その辺りはそんなに気にするタイプではありません。単純に他人のことを気にかけない人間が嫌いなのでしょう。
ジム側がどういう運営手法を求めているか、利用者が何を求めているかで、ジムを取り巻く環境や、利用者の感じ方は千差万別です。ジムごとに特徴があったり、そういうのを見つけていくのも楽しみ知れませんね。見学でしっかりと雰囲気を掴みたいものです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。