歴史を身近に感じられる街、奈良県。大阪まで約一時間でありながら、数々の歴史的建造物を随所に残しています。
今回は一泊二日で奈良、大阪、神戸と回る予定でしたが、色々考えた結果、ほとんどを奈良で回ることにしました。さらに、一日目は明日香村、そして二日目は駅近隣、という形で考えていたのですが、やはり当日に色々な変更をして、もうちょっと色々と回ることになりました。
今回は奈良の一日目、夜行バスで降りて、明日香村、なら瑠璃絵観光の記載となります。
夜明け前の奈良駅に到着
午前六時頃に到着し、まずは駅周辺をのんびりと見て回ります。ただ、意外とだだっ広いような気がしましたので、本当に周辺だけにしました。朝早くから空いている店があったので、そこで軽い買い物と、そして近くにあった食堂で軽く食事をします。
それから荷物を預けて、飛鳥駅へ向かいます。乗り換えが二回、約一時間で到着です。観光客らしい人にはあまり会わなかったですね。他の観光地とは違い、そんなに外国人も見かけなかったような気がします。
明日香村観光
観光時間はだいたい午前10時から15時頃になります。
駅周辺
さて、駅の近隣はのどかな風景です。ただ、駅の前にある主要道路の車の往来は多いですね。とはいえ、その道路から一本、脇に入ると静かなものです。
駅付近はレンタサイクルの激戦地区のようですが、料金は同じで、普通の自転車は900円で、電動自転車は1500円のようです。時間との勝負もありますので、迷わず電動自転車をチョイスです。ちなみに、最近はレンタサイクルも各所で利用していますが一番高かったです。
見るべきはキトラ古墳と、それから飛鳥寺をメインとして、その道なりにある場所をという感じです。
キトラ古墳へ
キトラ古墳への途中で、休憩所らしき場所を発見しましたので、そこで自転車を置いて、それから徒歩で歩道を10分くらい歩きます。もちろん車や自転車で直接向かうこともできます。
施設内では特別展示など、予約制のものもあるようですが、当日に見れるものもあります。驚くのは、全てが無料ということです。早い時間で空いていたということもあり、特別展示、プラネタリウムを視聴しました。正直な感想です、無料にしてはプラネタリウムなど、クオリティはかなり高いように思います。展示室内では、古墳内部の説明、および展示物を見ることができます。それから実際に古墳へ向かうことが出来ます。
古墳は外からなので、遠目には楕円状の盛り上がりがあるだけですが、なんとなく雰囲気がありますね。ちなみに私は道を間違えて、よく分からない道に迷い込んでしまいましたので、ご注意を。狭い道を進む必要は一切ありません。
参考リンク(国営飛鳥国営公園)
飛鳥寺への道中
それから食事(コンビニ)を挟んで、反対側にある飛鳥寺方面へ向かいます。その中で、途中で見た「村役場」。最近は「村」というものが多くないので、そういう意味ではなんとなく新鮮です。
万葉文化館
無料ゾーンと有料ゾーンとがありますが、無料ゾーンだけでもかなり楽しめます。それにしても広いです! 庭園まで含め、館内、敷地内を見て回るだけでも充実感があります。
飛鳥寺
大仏様に、それからのどかな風景と、ここもリフレッシュすること間違いなしです。また、付近には他にも観光物が点在しており、晴れた日に散策するだけで気持ちがいいですね。岡寺は時間、体力的に登れなかったので、いつか再挑戦したいものです。
帰りに高松塚古墳周辺の施設にて、古墳や展示館を見れるだけ見て回りました。総じてこの日は、小さいお子さんも多く、外国人は少ない印象を受けました。
なら瑠璃絵
それから来た道を戻り、奈良駅へ向かいますが、帰りは少し路線を変えて、近鉄奈良駅にたどり着きます。どちらかと言えば、こちらの方が観光地の奈良公園に近く、観光客向け、もしくは単純に栄えています。
さて、この日は運のいいことに、「なら瑠璃絵」というイベントの開催日でした。どうやら夜間のイルミネーション、そして各施設の夜間参拝が可能となるみたいです。という訳で、宿に戻り、最低限のエネルギー補給をして、そのまま夜の奈良公園へ向かいます。バスはそこそこ頻繁に出ていますので、JR奈良からは素直にバスを使った方が良さそうです。歩くと意外と時間を使います。夕方過ぎ、まだ少し空は明るいですが、灯篭に火が灯り、何とも言えない風情を醸し出します。
夜の春日大社
神社仏閣、夜、灯篭、夜空の星々。それぞれ感じ方は違うと思いますが、僕としてはそれぞれにありがたみを感じられるということは、ものすごく幸せなことだと思います。旅という非日常もあるかもしれませんが、大事な感情だと思います。
奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
有料になりますが、こちらも凄かったです。栃木県の足利フラワーパークもですが、イルミネーションっていいですよね、あんまりこういう大規模なものは見たことがなかったので、新鮮な気持ちで楽しむことが出来ました。こちらは足利とは違い、ほぼ一方通行になりますが、水蒸気を使ったり、床一面に絨毯のように設置された電球は非常に見事なものでした。
参考リンク(墓場ネット)
栃木県観光「足利」_栃木県南西部(墓場ネット、イルミネーションに酔いしれる)
東大寺
中も参拝出来るのかな、と思いましたが残念、外側のライトアップまででした。周辺の施設、コインロッカーなど。
周辺をぶらぶらと
周辺、及びイルミネーションを目一杯楽しめた一日でした。あとは鹿ですね、私は初めてだったので一つ一つ驚いていましたが、地元の方にとっては本当に身近な存在なのでしょう。道の真ん中を数匹が歩いていても、気にすることなく横を通り抜けていく様を見て、平和っていいなあと思いながら歩いていました。
夕食はいつものようにスーパーで総菜と酒を買って食べ、明日に備えてのんびり休憩です。何だかんだで、観光は夜遅くまでするのではなく、こうして夜食はどういう形でものんびり楽しんで食べること、それが一人旅を問題なく進める一つのコツだと思う次第です。予定変更なども多いですから、翌日の下調べに準備など、意外とやることも多いです。
奈良県観光「明日香村、奈良公園近辺」県中心部~まとめ~
奈良は他の観光地と違い、歴史を感じさせるものが多いですので、それもあって訪れる人の年齢、性格なども特徴があるように思います。私ものんびり行動して穏やかな時間を過ごしたいタイプなので、奈良は好きな場所です。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。
参考リンク(墓場ネット)