冬、東北のどこかに魅力的な場所はないか、ということで色々と調べていましたが、見つけました。山形県です。山形県と言えば「さくらんぼ」。そうです、正直な話、そのくらいしか知らないかも知れません。ですが、有名な温泉地に観光スポットなどなど、調べれば調べるほど魅力にあふれる地域のようです。
今回は山形、宮城と二日をかけて観光したその一日目、山形県の記事になります。
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例によって旅の友、夜行バスで出発
夜行バスではあまり眠れませんでしたが、それでも奮発して三列バスにのったお陰か、そんなにきつさはありません。なんだかんだで夜行バスに慣れれば、旅行の選択肢はかなり広がりますね。夜行バスで片道5000円以下、何ともありがたいものです。
参考リンク(墓場ネット)
観光目的地を急遽変更
最後の最後(当日の朝)まで悩んだあげく、蔵王温泉に行く予定でしたが、リフトの料金(三千円)を見て、銀山温泉に変更しました。目的はスノーモンスターだったので、それを見る為だけにな、って思ったのが素直な感想です。
スノーモンスターの像(?)なら駅前にありますからね! とはいえ、正直、やっぱり見たかったですが、取捨選択、これも旅には必要なものです。また、山寺も初日に行く予定でしたが、思った以上に体力と時間を使うように思えましたので、こちらも翌日に変更しました。
なお、当日の天候は晴れのち雪とのことです。雪を体験したかったので、天候に恵まれました。
早朝の山形駅
到着は朝の6時です。思ったほどは寒くなく、駅前の周辺をぶらぶらしてみます。県庁所在地ではありますが、正直、思ったほどは栄えてないなあ、というのが感想です。ただ、東北の窓口としての風情はありますね。東北の夜の街並みがどう変わるか楽しみです。
駅に隣接した霞城セントラルの展望室などは朝でも空いていました。こういう時、高い所から周辺を眺める行為というの、気持ちを落ち着けられる気がします。
その後、軽食を負えて、朝の八時頃、チェックイン予定のホテルに荷物を預けて再び駅へ向かいます。最初の目的地は銀山温泉。電車で30分、そこからバスで30分ちょっと、という感じです。
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雪景色の銀山温泉
日中の多くは銀山温泉に費やしました。往復だけで二時間くらい掛かりますが、その価値はあったと思います。
いざ銀山温泉
電車の風景が想像以上に美しかったです。最初は晴れていましたが、途中から雪景色へ、そしてちょっと吹雪く時もありました。木々に雪が掛かって形が変わっていく様は非常に美しいですね。実は、ここまでの雪景色は人生で初でした。
山形駅から大石田駅でバスへと乗り換えです。バスは観光客と思われる方々でほぼ一杯となりました。約三十人くらいでしょうか、八割以上が外国の方です。
銀山温泉の魅力というか、よく引き合いに出されるのは、ガス灯のともりだす夕暮れ、というものです。これも見たかったですが、夜は宿でゆっくり過ごしたいと思いましたので、諦めました。
白銀公園の先へ
道はほぼ一本道、奥に行くだけなら二十分と掛かりません。ただ、私は白銀公園の右手から入って、色々あって(迷い気味)、そこそこ奥まで立ち入ることになりました。雪が深くて諦めた所が数ヶ所ありますが、ただ、どこも本当に美しかったです。
雪の降る大自然の中を行動するって、これも初めてに近い経験です。子供みたいにはしゃいでしまいました。
再び銀山温泉地区、そしてちょっと微妙な立ち寄り湯
折角来たので立ち寄り湯を利用したのですが、正直言って微妙でした。ロッカーなし、タオルのレンタルもなく(販売はあり)、浴場はものすごくシンプルで、特に目立った見所も施設もありません。記念に入ったという感じですが、入らないと、それはそれで後悔しますからね。
その後は立ち食いの揚げ豆腐を食べて、自販機でジュースを買ったのですが、どれだけ探しても缶を捨てる場所が見つからないんですよね。という訳で、缶は駅まで持ち運ぶこととなりました。
とはいえ、色々と新鮮な経験をしながら約三時間、非常に濃密な時間を過ごすことが出来ました。
帰路はのんびりと
帰りは大石田にて、時間が空いたので、周辺の探索がてら資料館へ向かいます。知らない地で知らない場所を訪れる、その一つ一つに充実感がありますね。
山形駅周辺(霞城公園付近)
山形駅へ戻った後は、霞城公園付近を散策しつつ、山形郷土館と歴史博物館を訪れました。美術館の二つは時間的に難しく、今回は諦めました。ただ、この霞城公園の付近だけでもかなりの施設があるのですね。
城門のようなところもありますし、気持ちよく散策できそうです。時間や季節を変えて行動してみたいです。
旅行の醍醐味、現地のテレビを見ながら
夕方頃、ホテルに戻り、近くのスーパーで総菜を買い込み、ホテルで軽く晩酌をして、その日は穏やかに眠りに就きました。
また、その日に行動した内容を振り返ったり、改めて頂いたパンフレットを見たり。何度か旅行をするうちに、日常生活では見落としがちな、こういう空白の時間の大切さを再認識した次第です。
山形県観光「銀山温泉、駅近辺」_山形東部~まとめ~
今回の工程は、夜行バスで山形駅、山形泊、翌朝~昼過ぎまで山形県の山寺、それから宮城県の松島、仙台、夜行バスで戻り、という流れです。次回は二日目の山寺~宮城まで記載していきたいと思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。
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