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自身の高齢化に備える為に(男性向け)

高齢化社会の真っただ中、皆様いかがお過ごしでしょうか。しかし、真っ只中ですが、実はまだ二割程度の進行状況かも知れませんね。街中を見て溢れかえるご老人と、そしてその候補者の中年の方々。まあ、私もそんなに違いはないのかも知れませんが。

 

既に人口の1/4が高齢者です。時間帯、地域、場所によっては、ほんと老人しかいない、という所もあります。

 

今回は、これから長く続く高齢化社会を生き抜くにあたって、どういう心構えが必要となるか、自分なりに簡単に考えてみました。

 

参考リンク(墓場ネット)

既に到来、更に加速中! 高齢社会の実態を考える!

 

退職後の人生とは

このあたりも昔とは大きく概念が変わって来てますよね。不幸な未来がありありと見える人は、想像以上に増えています。

 

簡単に思いつくだけでも、以下のような危機的ケースが現代でも見えています。

 

ほとんど仕事漬けだった人は孤独に

よくある、退職後は誰も来ない・話をすることもない、というアレです。他人はあなたの役職に用があってあなたではない、などとよく言われますね。

 

でも、今までは、そんな孤独まっしぐらな人の為にも、なんとかセーフティが張られていました。ただ、それらも高齢者の物量によって破られる日が来ることでしょう。

 

自治体には金もありません。同じ立場の人たちが助け合って、なんとかやっていくしかないのです。

 

参考リンク(40代退職のリアル)

退職後、昔の会社の人たちとは確実に疎遠になる

 

会社内の閉鎖的状況に気が付いているか

会社内の上下関係は、よくよく考えれば不思議なものです。

 

全く関係のない人間からすれば、〇〇社長とかどうでもいいですし、ただの老人にしか見えないという人もいるでしょう。何でこのオッサンがこんな偉そうなの? って思ったことありませんか?

 

役職が変わるか、どこか別の会社に転職、もしくは左遷されたら、はいさようなら、となります。これもある種、定年退職と似たようなものです。まだ今の社会構造の中では、その人の肩書はその会社の中・及び関係先でのみ通用することが多いです。

 

転職で年収が上がる中高年、ほとんど居ませんよね? たまにごく稀なケースでものすごい上がることもありますが、ほとんどの方が下がります。築き上げてきた「時間」の価値が全て消えて、そこにある「その人の純粋な価値」が見られるのです。

 

最近はやりのソシャゲの強者とも似た構造です。そのゲームだから強くて人気があっても、それはその閉鎖空間での間だけ、というのとなんとなく似ていると思います(知恵袋でこういう回答があって、深く頷きました)。

 

力もないのに、会社の中で威張っている人って、ものすごく寂しく見えませんか?

 

街中に溢れかえる高齢者

退職後、多くの人が仕事も社会的なつながりもなくしてしまうと言われています。

 

更に居場所さえない方も出て来ます。家は居心地が悪いという方で、これはほとんどが男性です。そうすると、やっぱり公園やら図書館やら公共の場所、ゲームセンター、ジムなどに出かけるようになるようです。

 

これから先、そういうケースがどんどん増えていきます。これから定年で退職するという場合、もうそこは別の誰かが占領していて、そこに新しい椅子はないのかも知れません。あってもそこには一種のヒエラルキーさえ存在している可能性もあります。

 

 

惨めな老後を送らない為に

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これまでは、ご高齢という言葉もあるように、年長者を敬う余裕がありました。ですが、今はもうそういう余裕はないかも知れません。

 

若者、もしくは現役世代にとって、今や高齢者はお荷物という認識もあります。救急隊員が高齢者を蘇生しようとしたら、涙ながらに止められた、という話も、ちょくちょく聞くようになりました。

 

なぜそういうことになるかというと、やはり現役世代の人間からすると、老人の相手は、手間だけ掛かってリターンがないからです。

 

子供ならすぐに覚えられ、わが子なら多くのリターンがあるでしょう。老人は全てが逆で、何度教えても駄目、そして今の老人はお金がない人も少なくない。一昔前は、高齢者=お金持ち、という図式が少なくとも今よりは成り立っていました。今の時代がそうでないことは多くの方が認識しているでしょう。

 

 

気持ちの切り替えから出来る対処法

キーワードは自立です。

 

誰も構ってくれない

今まで働いて来たのだから、妻や子供は少しは面倒を妬いてくれる、そう思っているのなら、それはとても甘い考えだと言わざるを得ません。

 

配偶者がなくなったら? 熟年離婚されたら? 子供はいつまでも言うことを聞きますか? 遠方に行ってしまったら戻って来る時間はありますか?

 

リスクが多すぎます。

この時代、何かを出来る人、というのはそれだけで重宝されます。私が抱く老人男性とは、家事全般が出来ない、自分で何かを考えだすことが出来ない。そういう人がこれまでも多かったです。そして、これから先、今まで以上のペースで増え続けていくのです。

 

病院でも待ちの列、飲食店でも待ちの列、レジでも待ち、電車の窓口でも、市役所でも。

 

時間が有り余っている老人が待ちを作り、そしてそのしわ寄せは、何をするにも時間が足りない現役世代にいきます。

 

現役世代はどう思うでしょうか。

そういうのを毎日目の当たりにしていたら、やはり関わりたいとは決して思えなくなってしまいます。その人が悪い訳ではない、でも老人だから、という理由で、です。

 

 

少しでも他人の負担にならない生き方を

社会全体が、これから先縮小していくと思われます。サービスも悪くなり、金回りも悪くなり、国家間の関係性さえも怪しいものがワンサカです。

 

人の気持ちも、間違いなく荒んでいくでしょう。自分にメリットのあるような人間としか付き合えなくなる日々が来るかもしれません。生きていく為に余裕がないのですから、これは誰にも攻めることも出来ません。

 

そういう時、少しでも自分で自分のことを出来るようになりましょう。家事から初めて、趣味の方も増やしくいく。まだ新しいことを始められるうちから、多くのことに手を出しておく。

 

時間があればやってみたい、そんなことに対して、興味付けをしておくのです。

 

 

自身の高齢化に備える為に(男性向け)~まとめ~

未曽有の事態です。ただ、その本当の危機を、未だ危機として受け取れていない方々が大多数です。

 

これは病気とも似たものがありますね。危険だ危険だと言われ、その基準に入っていても、実際に何かが起きている訳ではないから、まだ見えません。ですが例えば生活習慣病の合併症などで、糖尿病が原因で失明する、ということになったらどうでしょう。その時にはもう対処することはできません。

 

今回は主に問題提起となりました。私も個人の為に、これから色々と考えて、また記事を記載していきたいと思います。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考にありましたら幸いです。

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