最近、どうにも傷の治りが遅いと感じることが多くなりました。もちろん年齢という点もあると思いますが、冬の乾燥の為だったり、休日が少なく、休息の時間もあまり取れないということも、少なからず関係しているでしょう。
しかし、それにしても若い頃に比べて遅すぎると思い、思い立って簡単に調べてみますと、なかなか興味深い結果が出ました。
「傷の治りが遅い」と打つと、予測にて加齢という悲しい言葉が並びますが、それ以上に驚くべき単語も表示されます。
それはカフェインです。
参考リンク(Tough body net 様)
私とカフェイン
私はカフェイン愛好者ですがこれはずっと昔からです。主にコーヒーと、それからコーラが摂取元となります。
ですが最近はそれだけではなく、毎日、「モンスター」を飲んでいる時もあります。味も好きですし、何より気分転換、及び、やる気を出すという精神的な意味合いもあります。しかし、一番はカフェイン摂取の為でした。
一般的に言われているカフェインの効能としては、眠気を飛ばし、集中力を増し、肉体的なテンションも高める。良いこと尽くしですよね。飲めば飲むだけ、人生を豊かに出来るという風に思っていた時期もありました。時間があればいつでもコーヒー、作業中もコーヒーという生活をしていました。
身をもって事実を知ることも大事さ
先のように、カフェインは、働く人間にとっていいことばかりだと思っていました。
その活動を助けるという過程の中で、少しばかり寿命や体を酷使することになっても、それは飽くまで一定の範囲で、上限量を超えたり、大量に摂取しなければ大きな健康被害はないと思っていました。
ですが、私が傷の治りが遅いと感じ始めた時期と、モンスターを日々飲み始めた時期とが確かに重なるような気もします。
もちろんこれは気のせいかも知れませんし、何もモンスターがどうという話でもありません(モンスターに含まれているカフェイン量が多いのは事実ですが)。何にせよ、カフェインが傷の治りを遅くするという事実には大きな衝撃を受けました。
カフェイン断絶、俄かに結果は現れた
どれだけ知識があっても、実際に体験してみないと如実には分からないこともたくさんあります。
さて、当面の間、モンスターやらカフェイン系の飲料物は辞めて炭酸水に切り替えて、なるべく家ではココアを飲むことにしました。もちろんアルコールもやめました。
結果として、気のせいかも知れませんが、確かに傷の治りが早くなったような気がします。一時期は、体に生傷が絶えない状態でした。まあ、それはそれで問題ですが、つねにかさぶただったり、擦り傷の跡だったり、そういうのが日常的に存在していたのです。
カフェイン類を辞めてから半月もしない内に、確かに私はその効果を感じました。そして、取り敢えず目先の傷が治ったので、再びカフェイン摂取の日々に戻って来た次第です。
湧き上がる新たな疑問、カフェインがもたらす老化とは
画像転載元(pixabay 様)
よし、コーヒーでも飲むか。……しかし、ふと疑問い思いました。
カフェインが肌のターンオーバーを妨げるということは、皮膚の具合、つまり見た目の肌年齢や容貌にも関わっているのではないか。
そう思い、まだまだカフェインには悪い側面があるような気がして、今度は老化との関連を調べてみました。
参考リンク(筆子ジャーナル 様)
意外と知られていないカフェインの5つの害。眠れないだけじゃない。
現代社会、健康寿命の大切さが叫ばれています。寿命だけ延びても、そこに人生の充実がなく、ただ生かされているだけ、という事実が存在するのは、あまりに寂しいことです。
そういう訳で、私は再びカフェインから離れようと思います。しかしながら、仕事で車を運転する時などは、やっぱり手元にカフェイン系飲料が欲しい気分になります。
という訳で、今少しカフェインに頼る生活は続きそうです。年末の忙しい時期ですし……。
ただ、ここを乗り切ったら、生活から酒も含めて外していきたいものです。長い間、多くの国と地域で論争が絶えなかったカフェインの是非。私は「No Caffeine」の一派へ、こっそり合流しようと思います。
傷の治り具合とカフェインの関係性、それから老化も?~まとめ~
コーヒーは体にいいのか、ということは長い間、ずっと議論されて来ました。未だにその謎の全てが解読されたとは言えませんが、しかし少しずつ明らかになって来ています。
加齢は静かに、しかし確実に忍び寄って来ます。体の中も外も、少しでもそこに対して抵抗していきたいものです。気が付くべき機会はそこら中に転がっています。
墓場ネットは、読者を墓場から遠ざけるサイトとなることを目標としておりますので、この先、健康、安全に関する記事を多く執筆していこうと思います。
参考リンク(自サイト)
健康と老化は根幹を同一とするものです。また、人生において非常に大切なテーマであることも疑いの余地がありません。
体は資本です。大昔から言われていることです。先人の知恵がある私たちにとって、「失って初めて気付く」のは遅すぎます。出来ることから一つずつ、自身の悪習を断つことにより、確実に改善していきましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。