東京近辺観光vol.2-3_岩手県遠野市行動編その2

ドラマチックに始まった墓場ネットの東北訪問! 天も我を味方したか、ともするとこんがり焼けそうな初夏の遠野での一日を、その1に引き続き記載した!

 

その2は体力の戦いとなった、遠野ふるさと村への道中からスタートだ! 今回の見どころは、何と言っても雄大な大自然! 緑はやっぱり癒しだ!

 

しかし、画像の明るさとか最低限だけでも修正したい!

 

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「遠野ふるさと村~初日の宿と翌朝のバイキングまで」の足取り

遠野ふるさと村まで

ここまで駅から12kmくらいか、距離にするとそうでもないが、しかしアップダウンがきつい。電動とはいえママチャリだからな。というか、バッテリーがそれだけで重いから、仮に電動の補助を抜くとママチャリよりもきつい。

 

そして腹が減った、コンビニもない。電動のバッテリーも60~70%ともなると、なかなか怖いものがある。

 

遠野ふるさと村への看板は5km、4km……という風にそこそこ出ているから挫けないが、しかし道は田園風景が続くばかりだ。

 

とは書いたものの、まあそういう風景は好きだから、そこまで苦ではないんだ。ただ、そういう道が待っているということは覚悟しておいてくれ。とにかくアップダウンで足腰を揺さぶって来るぞ!

 

遠野ふるさと村

さて、遠野ふるさと村に午後一時。ドラ〇エの序盤の方にありそうな平和な村だ。めっちゃ広い、ただ広い、昔はこんな集落が点々と広がっていたのかな、とか色々考えながら歩くだけだ。ただ歩く。

 

しかし、端の方に位置する自然資料館には興奮した。少年なら胸を揺さぶられるはずだ! それはなぜか、そう、標本だ! 季節ごとの昆虫やら蝶やらが標本になっているんだ、面白いぞ!

 

そんな自然資料館にテンションを上げつつ、またあの距離を行くのか、と覚悟を決めて次へ出発。

どこまでも続く、とにかく続く。
水が綺麗だ。
なんと雄大な自然…これが一施設とは!?
画像で見ても、恐らく多くのことは伝わるまい…!
やっぱりのんびり見ちゃうよね。
机の上の四角いのが標本……!! 季節(月)ごと……!!

 

再び道中

時刻は14時前。遠野ふるさと村から、次の予定地、たかむろ水光園までは再び結構な距離(10kmくらい?)があり、電動自転車のバッテリーも最終的には30%まで減ることになる。

 

正直、挫けそうになった。喉の渇きは癒やすことが出来たが、腹が減る。疲労も大きい。

 

次の目的地、たかむろ水光園は、駅とは正反対の方向にある。行くか戻るか、そのあたりの熱い鬩ぎ合いが、私の中で密かに繰り広げられていた……。

この風景はどうしても写真に撮りたかった……。

 

たかむろ水光園

午後二時過ぎ、命からがらで到着。最後の坂は命を振り絞った気がする。

 

……観光に来たような気がするが、そんなものは知らん! という勢いで食事処を探す。オシャレなジンギスカンをよそに、カツカレー大盛りを注文。食堂のカレーだろう……と甘く見ていたが、なんと予想の1.5倍程度のボリューム! さて、休息を含め、ここでかなり回復した。

 

ここは宿泊所であり、まあ水の流れを楽しみ、魚を釣り、穏やかな気持ちになるところだ。水の流れと魚の群れ、そよぐ草木に初夏の日差し。

 

贅沢だぜ! 墓場とは正反対だ。しかし、ここから俺は遠野の墓場に行く。

何という贅沢な初夏……!
男なら渡ります!
さすがは遠野! カッパが似合う!
アングルを変えて…。平和なところだ。
どこかの建物の内部。ぶらぶらしてたら見つかるぞ!
水車の力強さは意外と色んな所で見れる。
なんだろうな、食堂の近くにもこんなんあった! 可愛いから不思議。

 

デンデラ野

十五時。さて、姥捨て山という紹介がなされるデンデラ野。あるのは原っぱと、そして奥に見える寂しい小屋だけだ。

 

そんな中で静かに深呼吸をして、そこはかとない思いに耽ってみてはいかがだろうか。それだけで、君は人間としてのレベルを一つ、確実に上げることが出来るだろう。

 

確かにそこには原っぱしかない、だが学ぶこと、感じることはたくさんあるはずだ。高齢化社会のたどり着く未来、人の生き死に、何をなすべきか……、何もない台地には、昔と同じ涼しい風が吹いていた。

多分、これがないとここが何か分からないかも…。
あの奥の小屋が……。
見渡す限り、穏やかさそのものだ。そして相棒。
小屋の中…。こういうところで身を寄せ合って…か。

 

ダンノハラ

十五時半過ぎ。いわゆる共同墓地、そしてかつては処刑場だったというところだが、現在は先のデンデラ野に同じく、のどかな原っぱが続いている。

 

墓地と聞いて、これは行かねばと思ったが、遠野には総じてそういう暗い雰囲気のある場所はなかったな。ただただ穏やかで、自然の優しさと厳しさがある。墓場ネットなんて小さなもんだぜ。

いちおう、ダンノハラ付近…(小声)
ううむ??
様々に思いを馳せる。それだけだ。
付近の道中。時間と体力があれば奥に行きたかったんだが…。

 

山口の水車

十六時。山口というのは地名のようだから、つまるところ水車小屋だ。水車は遠野ではよく見るが、実際にマジマジと遠くから見ると、これはなかなか力強く、恐ろしいものがある。良い子は近寄るな!

 

そしてその山口の水車の通りの前にある休憩所でおみくじを引き、墓場ネットの足跡を残す。

 

そこから再び10km以上の道のりを進む、ただ坂道(登り)はなかったし、気持ちいい道だった。電動自転車のバッテリーを10%程度残し、無事に帰還するに至る。

今回の相棒、もう持って帰りたかった。
繰り返すが、力強いぞ!!
向かいにある休憩所。
おみくじと墓場ネット。きちんとお金は入れたぞ!

 

 

語り部の宿~あえりあ遠野

※一応リンク(あえりあ遠野

デンデラ野方面から命からがら(疲労的な意味で)生還した墓場ネット。観光案内所にて電動自転車のバッテリーを交換し、そして何故かこのタイミングで床屋に行くという奇行を犯し、午後六時、宿へチェックイン。

 

宿と書いたが、立派なビジネスホテル、それもツインルームだ。一泊朝食付きで9000円弱……! 今まで一人で色んな所に行ったが、なんと高額、なんと贅沢……!

 

ただ一点。じゃらん・楽天で調べると、消去法的にここになったのだが、しかし私は旅館とか、そういうこじんまり感の方が好きなのだ。

 

実は、遠野にはじゃらんにも載っていないような宿泊施設が結構ある。この辺り、しっかりとリサーチした方が良かったかもしれない。観光公式サイト「遠野時間」にて宿泊先を調べてみるのもいいだろう。

 

とはいえ、あえりあ遠野では、荷物のお預かりやおもてなし、清潔感も素晴らしく、大浴場などなど、十分すぎるほどに満足した。語り部さんのお話を満喫した後、近場のスーパーにて、惣菜とわずかな酒を購入。ホテルにて腹にぐぐっと搔き込んだ。

 

夜の観光として、ふらっと夜半にホテルを出てブラブラしてみたかったが、悲しいかな、そんな体力はもう残ってなかった。22時30分には眠りにつき、そのまま朝の6時へワープするに至る。

 

電動自転車とはいえ、ママチャリで30~40キロ、アップダウンを多分に含む道を走り、かつ施設内を気の赴くままに歩き通した。体・健康あっての旅なのであって、無理をせず、体をいたわることは当然だ。翌日もまだまだ予定が控えている。

 

そして翌朝。バイキングにてがっつり食事を終えた墓場ネット。チェックアウトを終えながらも、荷物をフロントで一時お預かりして頂き、周辺の観光に出発! そして、そう、次に続くんだ!

帰り道……果てしないぜ。こういう所で育ちたかった。
客室内部。墓場ネットには贅沢過ぎだぜ。

 

 

東京近辺観光vol.2-2_岩手県遠野市行動編その2~まとめ~

遠野ふるさと村~初日の宿と翌朝のバイキングまでをまとめた。

 

東京近隣の観光地とは違い、本当に人通りのない農道を電動自転車で漕ぎ、各地の、のどかな観光地を巡った。疲労はあった、だがストレスというものとは縁遠い、懐かしい日々を辿ることができた。たまにはこういう命の洗濯、リフレッシュも必要だ!

 

その3は遠野駅近隣~花巻周辺~夜の北上駅~恐怖の深夜バス再び、という触れ込みだ。再び相まみえる日を楽しみにしているぞ!

 

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