東京近辺観光vol.2-2_岩手県遠野市行動編その1

と ある初夏、墓場ネットにより行われた東北岩手を巡る観光大作戦、今こそ墓場ネットの足跡を時系列的に書き綴ろう!

 

魂の故郷、遠野市を巡る際は、是非とも当記事を参考にされたし! 全三篇、なんとも大作にしあがったものよ! 岩手はいいぞ、もう一度言うが、岩手はいいぞ!

 

ちなみに写真に関しては、時間がなかったり、PCが遅くてストレスが溜まりそうだとかで、全て補正無しだが勘弁だ! いつか時間があったら、回想がてら補正して再アップしよう。もう二度と行けないだろう東北、思い出に浸るのも大事だ。真・遠野市観光記録としていつか再び立ち上がることを予言しよう。

 

なお、今回は圧倒的な物量(画像、文字的な意味で)になりそうので、記事を3つに分けた。準備編と合わせて参考にして頂きたい。

 

 

 関連記事

 

 

「深夜バス~福泉寺の撤退まで」の足取り

東京某所

始まりは東京駅近辺、週末の午後11時のバス乗り場。こんな時間によくもこんなに人が集まったものだ、という風景が広がっている。搭乗予定のバスの受付は20分前からのはずだが、そのバスが到着したのが10分前。やや焦りながらも、無事に出発するに至る。

 

バス内ではそこそこ寝れた。何故かというと疲労していたからだ。その日は朝の6時に起きて働いてたり、準備も慌ただしく、とにかく疲れていたんだ。

 

更に睡眠補助薬を服用。そしてアイマスク、イヤホン、マスク、パーカーのフードという重装備のおかげでもあるだろう。これを夜行バスセットと呼ぶことにしよう。それから、隣人への配慮として、いびきテープとかも忘れるな!

 

休憩所

途中、どうやら三ヶ所で休憩した模様。最後の休憩所でトイレに立ち寄り、膝を伸ばしたりストレッチ。午前五時の朝日が眩しいぜ。

寝起きに眩しい日の光!
鶴巣とはどこだろう…?
始まりを告げる朝日、なんと神々しいことか!!

 

 

北上駅

北上駅へはきっかり時刻通り、午前七時に到着。何と素晴らしい行程だ! さっそく北上駅の周囲の偵察を実行。大事なのはコインロッカーの有無と、帰りのバス停をきちんと調べておくことだ! まあ全く同じ場所なんだけど。

東西通路、なんと果てしない…!!
ここが我らが北上駅…!!

 

花巻駅

午前八時、花巻駅へ移動。蕎麦を食らう。

 

翌日に再び訪れる予定ということもあり、やはり周辺の調査を実施。繰り返すが、大事なのはコインロッカーだ。あとはバスの時刻とかも大事だ!

 

そして気が付いたのだが、遠野に行く路線の電車が少ないことに驚きを隠せない。一時間に一本程度だ、運よく9時ちょいの電車があったので、それに狙いを定める。

 

観光案内が9時にオープンしたので、そこで可能な限りのパンフレットと情報を頂いた。そのあかげで二日目の日程が即座にほぼ固まった、これぞ旅の醍醐味である。頂いた各時刻表、パンフレットは、大いに旅の助けとなった。案内をして頂いたのは十分もなかったが、この情報で3時間以上も時間が有効に使えた可能性もある。ご担当頂いた女性職員さんには、墓場ネットより多大なる感謝をお送りする。なんと名誉なことか!

岩手二つ目の駅!
のどか…!!
明日の道しるべだ。
そして、大事なロッカー!

 

考察

岩手到着より、人に対して、良くも悪くも東北に来たんだなあと思うことがしばしば。具体的には、東京のようなケバケバしさがなく、なんというか素朴というか、平和なんだ!

 

また、北上、花巻はそこそこ都会だと思っていたが、そんなことはなく、もうちょっとのどかな場所だった。そもそも東京都内近隣の人口密度が異常なのだ。

 

そしてふと気が着いた。ご高齢の方々が元気なのだ。みな、歩行速度が速く、矍鑠たる印象を受ける。素晴らしいことだ。都心の老人にも是非とも見習って欲しい。

 

 参考記事(当サイト内記事)

既に到来、更に加速中! 高齢社会の実態を考える!

 

釜石線乗車

そして時刻になり、釜石線に乗り込んだ。贅沢な風景だ。新緑の時期や日暮れ時などはさぞ美しかろう。

 

遠野駅

そして午前十時過ぎ、快晴の遠野駅に到着。以前訪れた、奥多摩のような雰囲気だろうかとも思っていたが、もっと人は少ない。あれ、今日は日曜で、ここは観光名所だよな? と首を傾げるくらい。この静寂、素晴らしいぞ!

 

そして見上げた空は快晴! 暑くなる予感を感じ、半袖半ズボンに衣替えだ。そして日焼け止めを忘れるな!

 

例によってコインロッカーの存在を確認したが、宿泊予定のホテル(語り部の宿~あえりあ遠野)に一か八かチェックイン前に持っていくつもりだったから、ここは泣く泣くスルーだ。

 

そして訪れた観光案内所。無事にレンタサイクルの登録を終える。利用時間は迷ったが、夜の観光の可能性も考え、一日半と長めに取った。また、観光地(遠野物語登場スポット)への細かな経路の情報を頂いた。

 

概して、今回は様々な人に助けられた旅であった。墓場ネットは陰鬱なサイトであるが、しかし人への感謝は忘れない。

 

また、この観光所と宿泊予定のあえりあ遠野は深い仲にあるようで、なんとここで荷物を預けることが出来た。こういう細かい心遣いは、嵌ると非常に感謝の念で埋め尽くされる、繰り返しになるが、これぞ旅の醍醐味だ。

ここがうわさの遠野駅! どことなく懐かしい…!

 

電動自転車にて出発

ちなみに私、電動自転車に乗るのは初。感想になるが、大いに役に立った。というより、私自身、そこそこ脚力・体力には自信がある方だが、電動じゃなかったらどこかで倒れてたな。バッテリーを気にしながら走った後半戦、俺の命がバッテリーに直結しているような、そんなスリルがあった。

 

さて、途中のコンビニで軽食。後々、ここでもっときちんと食事を取るか購入しておけばと後悔することになる。乞うご期待!

 

カッパ淵

まず第一の観光、カッパ淵だ。馬とカッパが戦ったり、カッパが謝罪したり、いたずらしたり、まあそんな所だ。

 

雰囲気があるぞ! あとめっちゃ水綺麗。まあ、遠野は全体的にめっちゃ綺麗なんだけど。心の原風景とはこのことだ。

ううむ、澄み渡る水の美しさ!
なんとも絵になる淵だこと!!
我が相棒…! ルールを守ろう岩手県!

 

伝承園(画像注意!!

十一時。ここで餅を食す。クルミとか蜜とかそういうので、本当に一噛みすると、どろっと出てくるから、気を付けろ!

 

ここは運が良ければ語り部さんのお話が聞けたりするぞ。

 

ただ、とあるお部屋の奥の方に蚕が居る。大量に居る。苦手な人は心して掛かれ!

 

そして、おやし……じゃなくてオシロ様。これは、なんか、実際に目にしてみると、こう、なんというか、何だろうな、まあ、写真で見る以上の迫力がある……!

 

そして水車! そう、遠野は水の町なのだ。

 

これは……!(別窓で…)
身近で見ると、ぐぐぐっと来るぞ!
指が邪魔!

 

福泉寺

次は福泉寺。ここはまああれだ、体力やら時間と相談してスルーだ。いつもなら絶対に足を踏み入れるべき場所なんだが、泣く泣くスルーした。

 

ちなみに、この辺りから体力が怪しくなってくる。坂道が凄い。そしてなんと、次回へ続く!

よく分からんが入口。
ここに地図を残そう!

 

 

東京近辺観光vol.2-2_岩手県遠野市行動編その1~まとめ~

深夜バス~福泉寺の撤退までをまとめた。遠野は原風景が続く美しい土地だが、遠野物語の知識があるのとないのとでは、楽しみ方が違ってくるだろう。

 

今は現代語訳された遠野物語もあるということで、是非ともそちらに触れた後での訪問をオススメしたい。

 

参考リンク(Amazon)

口語訳 遠野物語 (河出文庫)

 

その2は遠野ふるさと村~一夜を超えて、という触れ込みだ。再び相まみえる日を楽しみにしているぞ!

 

 関連記事
スポンサードリンク