「男もすなる日記といふものを女もしてみんとてするなり」
土佐日記の有名な出だし文ですね。ジェンダーフリーの言葉通り、時代を経るにつれ、少しずつ男女の垣根は崩れつつあります。内面的なことだったり、服装だったり、他も色々。この先も更にこの流れは続くでしょう。
さて今回は美容のお話。男性のみなさん、保湿などを始めたとしたスキンケアはしていますか? 眉を整えたりは? 髪を染めたり伸ばしたり、どこかの毛を抜いたり。
ここまでは誰でもしたことはあるでしょう。
では、化粧をしたことはありますか…? イメージ的にスキンケアの上位である、外見の為の作法。まだまだ実践している男性は少ないです。
下記のサイトを見ても、男性にとって美容への関心は低いものだと思います。しかし、日焼け止めが10%ちょいという事実、個人的には驚きです。
参考リンク(マイナビウーマン)
ちなみに、今回は女性へのエールも若干ながら含んでいます。前回の記事を受けたものです。意外と色んな男が外見でころっとやられますし、やはり目の保養は大事。悪くならない程度まで、どんどん化粧して頂きたいとも思います。
参考リンク(当サイト内)
男の化粧に対する世間的な目
「男の化粧」というものには、まだかなりの垣根が残っています。スキンケア=化粧しているなどと言われたら、やはり否定してしまう男性はいるのではないでしょうか。ちなみに僕もそんな一人です。
定義というか個人的な考えですが、やはりファンデーションやBBクリーム、そしてアイブローやチークなんか使いだしたら、そこから化粧という考えに入るのだと思います。
しかし、男性の化粧も、目的によっては抵抗を減らせるものだと思います。それは仕事に必要なもの、つまり対人時に相手に不快を与えないもの、好印象を与えるなど。つまるところ、趣味や嗜好ではなく、生活の為。こう考えると、自然に受け入れられる可能性は高くなります。
ただいずれにせよ、日常的に化粧するでも、土日だけがっつりしてみるでも、化粧を体感してみることは、非常に大事だとも思います。
最近は各女性芸能人がスッピンを晒したり、ネットで一般の方がメイクのビフォーアフターを見せたりしています。 技術を目の当たりにして、うわ…と思うことも、凄い! と思うこともあるでしょう。
参考リンク(NAVERまとめ)
色々書きましたが、以後、結論から書くと、女性の化粧に騙されて惨めな結婚だけはするな、と、まあいつもの流れのブログになります。メイクを知るというのは、敵を知るということです。もし人の顔を見て、元の顔がどういう顔か知ることが予想することができれば、それはそれで一つの判断材料になるでしょう。
ああ、素顔はこんなのかも……と予想できるようになれば、騙される可能性も少なくなりますし、化粧の仕方などでそれとなく女性の性格を想像する楽しみもあります。
男性というものは、本当に化粧の力を知りません。なんとなく凄い、唐突に騙される、とそういうあやふやなイメージから抜け出すことが出来ません。化粧が濃いか薄いかも分からないことも多いです。僕もそういう所があります。
女性のすっぴんで、本当にかわいい、素敵だと思える人は、かなり少ないと言われています。個人的に考える、だいたいの美人、ちょい美人の95%は作り物です。で、そこらへんを歩いてるタダのブスも、化粧次第で美人orちょい美人に容易く変貌します。
結局、女性がどれだけ意識を持っているのか、そしてその技術を習得しているのかなんですよね。男性のみなさん、昨今の化粧技術はそこまで来ていると腹を括って下さい。可愛いも綺麗も、そう多くない時間とお金で、どんどん量産されているのです。
化粧が濃いなあと思う顔づくり
ブスには関わりたくない、と思っていても、それらがブスのまま街の中にいることは少ないです。
私が実際に感じていることですが、肌が白い(首と見比べましょう)、目が不自然にぱっちり(本来、日本人は目が小さいか一重という方が多いです)している。この二点の度合いで、厚化粧か薄化粧か、それなりに判断できます。
ただ、もちろんこれらを隠すようにも技術は進化しています。俗に言うナチュラルメイク、すっぴん風メイクですね。こうなるとどうにもならない。
一番簡単に判別が付くのは、のっぺり顔ですね、これは見ただけで、ああ濃いなあと分かります。あとは目元に口元、この辺りです。それらが不自然であり、化粧後もそんなに良くないと思えるのなら、元は悪いと思っていいでしょう。
あとは、女性の肌というのは男性に比べて皮膚が薄く、弱いと言われています。しみが出来やすかったり、小皺も出ます。つまり、化粧の上からでもそれらが容易に確認出来るようでしたら、元の顔はそれらがより強調されたものであると思いましょう。
そんなこんなを繰り返して、たどり着いた一つの答え
ただ、そういう目線で考えていると、実に不思議な結論にぶち当たります。化粧ブスには騙されたくない、本当はただのブスだと思い、街の中を懐疑的に歩いていると、ふと私の意識が変化していくことに気が付きました。
化粧をした顔が女の素顔、整形もその範疇。結局、ある瞬間が可愛くて、裏を見せなければナチュラル美人と何も変わらないんじゃないか。そういう考えが頭をもたげて来ます。
そうなると極端な考えも出て来ます。全ての女子がメイク技術を上げ、稼いだ金は整形に使い、全体的なレベルが上がれば、どの男もそれなりの女を捕まえられて、男の中での争いも止んで、平和な世の中になるのでは。
まあ、こうなるとただの整形大国みたいなものですけど、ワールドワイドな時代、すでに日本の良さは消えていますし、どうでもいいんじゃないでしょうか。別に結婚する訳でもないですし、遊ぶ分には作り物でも構わないですし、それがお安めに手に入るのなら、願ったり叶ったりです。
ただ、残念なのは、これだけ化粧技術が発展しても、それでも尚、ブスが多いことです。ちんちくりんなメイク、スタイルの悪さ、粗暴の悪さ、一つ一つの仕草に見える、育ちの悪さ。このあたりはどうにもなりませんね。ただ、そこを改善し、メイクを極めれば、意外と女性の一生なんてどうとでもなるのではないでしょうか。
簡単だと思うんですけどね。太らないようにそこそこ運動して、朝ちょっと早めに起きてゆっくり化粧して、普段からそれなりにニュースを見て、それなりに仕事をして、笑顔を見せる。これだけのことが出来れば、だいたいの男から女性らしいと認識されるでしょう。
そこにちょっと高めの化粧技術が加われば、男なんてどんどん捕まえられるでしょう。男はバカなんですから。私もバカです。女性のいい一面を見ただけで、他も好意的に解釈してしまうんですよ。
ただ一つ、まあ結論的なことになりますが、外見と上辺の美しさで、最後まで騙される男は、所詮それまでの男です。
そうなると、敢えて化粧を本当に薄めにして、中身をきちんと出して見てもらって、それでお互いに納得して結婚して幸せになる、というのも一つの道ですね。ただそうなると化粧って何だか、まあなんかよく分からなくなって来ます。いやはや、深いですね。
色々と脱線しましたが、当ブログの趣旨に戻ります
初めにお伝えしておきますが、私は誰でも彼でも結婚はするでもないと思っています。
結婚しないでも結婚できないでも、どちらにせよ、一人で生きていくと根性を据えたのなら、男性も、健康にも、それなりに美容にも気を使っていかなければならない時代だと思います。
まず、スキンケアは男性も是非とも行いましょう。保湿、それからUVケア、これらは完全に老化の元となります。特に紫外線は完全な敵です、もはや日光を浴びていいことはほとんどありません、なるべく不必要に屋外に出るのは辞めましょう。
風呂上りに髭剃り後の保湿剤、それから部屋の湿度の調整などなど、これは美というより、アンチエイジング・健康の為にも大事なことです。
それからマッサージ。PCを使用したり、書類をよく見る仕事ですと、目元とおでこの皮膚が硬くなりやすいようです。そして舌回し。これらは是非とも20代半ばくらいから始めたいですね。最近は気軽にマッサージの出来る美顔ローラーというのもあります。
次にお試しとしての化粧。私がやってみたのも、俗に言う下地までです。まずは肌の血色を整えるファンデーションと、BBクリーム。これだけでシミや髭反りの跡、クマなんかが改善出来ます。そして、そのままだと汗だったり、ちょっとした刺激で落ちてしまうので、そこにフェイスパウダーを軽く乗せます(ポンポンとするあれです)。決して使い過ぎないようにしていますが、このパウダー、本当に凄いです。女性が普段から使用していると思われる量の1/5もしないうちに、めっちゃ白くなります。単純に塗りたくるだけでも、かなり肌質は違って見えるのではないでしょうか(白くてのっぺりなりますけど)。
一応、最近購入して使用しているものをここに紹介しておきます。リンク先はAmazonです。このあたりは男性の美容入門として(日焼け止めや保湿剤という基礎化粧品は除きます)試しやすいのではないでしょうか。
墓場ネットの使用したことのある化粧品一覧
ファンデーションとしてのBBクリーム
メンズ BBクリーム…ちょっと薄い肌色です。
BBクリーム
NULL メンズ BBクリーム …やや濃い肌色です。
フェイスパウダー
ドド フェイスパウダー…塗りたくると白くなります。適量~少な目を心がけましょう。
パフ
チャスティ コンパクトフロッキーパフ2P…なかなか使いやすい大きさです。
美顔ローラー
なぜか注文履歴から商品ページへ飛べなくなってましたが、2500円ほどのものです。
男のスキンケアと化粧について考える~まとめ~
日本は今、長寿の時代ですし、それはこれから先もしばらく続くでしょう。どうせなら、なるべく長く健康で居たいですし、それなら健康的な若さも保ちたいものです。
美容に気を使うのは、その中の一部でしかないかも知れませんが、それだけでも気持ちの張りが変わって来るはずです。身なりをきちんとしていれば、内面も引っ張られていくかも知れません。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。