墓場ネット地方移住応援プロジェクト~No1.都市部の問題点~_イメージ画像01

どうも、東京在住の墓場ネットです。東京に来て早一年が経ちました。東京に来た目的は、ずばり東京への未練を無くし、「飽きる」こと。まあ、思ったより早く目的を達成できましたので、次の目標、地方移住応援プロジェクトというものを考え始めた次第です。まだ計画段階ではありますが、少しずつ考えていこうと思います。

 

 

ふと思い出す、墓場ネットの目的

墓場ネット地方移住応援プロジェクト~No1.都市部の問題点~_イメージ画像01

一応、墓場ネットには目指す目的があります。そうです、墓場ネットは、墓場に足を踏み入れている人を、正しい道へ追い返そうという啓蒙ブログの一面も持っています。

 

参考リンク(自サイト内)

わたしの目的

 

その中で、私はこの大都会を墓場として考えるに至りました。まあ天国という人もいるかと思いますが、やはり墓場だと思う人も一定数居るのではないでしょうか。

 

そこで思い浮かぶのが、「地方移住」・「田舎暮らし」というキーワードです。

 

ちょっと前からテレビや雑誌なんかで特集が組まれたりしますね。そういうのを見て、考えてはいるが、なかなか踏み出せないとか、具体的な例がないと動きにくいとか、ずっと都会で暮らして来たから、田舎というのがどういうものか分からない、などなど、いざ踏み出そうとしても二の足を踏んでしまう現実があります。

 

という訳で、僭越ながら、墓場ネットが「墓場ネット地方移住応援プロジェクト」と銘打って、色々と考えてみようと思いました。とはいえ、実際に可能かどうかは分かりません。まあ、考えること自体はタダですので、なるべく具体的に移住を考えてみよう、というものです。

 

注意

計画はしておりますが、もし私が引っ越すとしても、それは一時的なものになるかと思います。ただ、その中でも、もし移住するとしたらどうなのか、どういうプロセスがあるのかということはきちんと考えていきたいと思っています。

 

さて、このNo.1では、まずは都市部の抱える問題から考えていきたいと思います。都会を見限るには重要なファーストステップだと思います。

 

なお、見通しは不明ですが、移住に関する考察は具体案まで含めるとNo10くらいまで続く可能性もあります^^: 更にその後、具体的な田舎暮らしの模様まで書き進めるとなると、想像以上のボリュームになるかもです。

 

 

都会疲れと、街の高齢化

私も田舎育ちという訳ではありませんが、都会育ちという訳でもありません。比較的バランスのよい立地で育ちました。自転車で15分も走れば大体必要なものは手に入りますし、コンビニも徒歩十分ほどで三店舗程度は存在していました。電車は主に二路線、JRと私鉄ですね。目立った渋滞はなく、人口もそれなりで、今になって考えるとなかなか住みやすかい所だったのかも知れません。

 

そして去年、思い立って東京に出て来ました。そして現在、疲れています。人に疲れ、ブスに疲れ(失礼)、能力がない人間の集団に疲れ、高齢化に絶望を覚え、もちろん全てではないですが、中年・高齢男性をこの上なく気持ち悪く思うようになりました。まあ、色々ありましたからね。人は地球のガンだとか、人間の根底にある汚さとか、人間になりきれなかった人モドキだとか、〇〇区の住民の七割はこの世に要らないなとか、毎日、実に様々なことを考えながら暮らしています。

 

その中でも、高齢化だけはどうにもなりません。これは想像以上に深刻なものですし、これが為に国家が転覆すると言っても過言ではありません。既にサービス業やら接客業、それから病院の多くが、老人を相手に多くの時間を割かずを得ず、老人介護施設と化しています。

 

若者はサービスを受けることもできず、貴重な金と時間を、訳の分からないまま国家に奪われ、自分の速度で行動することもできず(レジとか歩行速度とか、多くの行動が、老人をネックとしている)、生産性のない中年・老人に毎日苦しめられています。

 

老人の行動速度の遅さは大問題です。老人を追い越そうとするタイミングで、向かい側の通路の人間と超接近する可能性があるなど、さながら人間渋滞を引き起こす要因となります(老人=違反路上駐車という感覚です)。

 

本来、人は内省し、自身と向き合い、時に自然に恐れおののきながら、自らの矮小さを理解して人間としての徳を深めていきます。おそらく、都会の老人にはそれがないのでしょう。多くが傲慢で、自分が好きなように生きていることを当然だと思い、理念・信念を持たずに、若者の邪魔をしながら生きています。

 

田舎とか地方とは、まともな人とそうでない人の割合が断然異なるように思えます。

 

以上、言い方は悪いですが、誰もが感じていることではないでしょうか。

 

参考リンク(自サイトカテゴリー)

東京での暮らし

 

 

繰り返される退廃と再生

現状、早すぎる超高齢化により、都会は退廃の一途を辿っている最中です。しかし、やがては再生の途に乗ると思います。ただ、それは恐らく五十年程度先になるでしょう。

 

それまで待つことができないのなら、行動するしかありません。そして、それは自然に、少しずつ始まっていくことでしょう。

 

これは流行にも似ています。1%のある人があるものを初めます。すると次に5~10%の人々がそれを始めて、多くの人に拡散します。それが次第に残った人々に広がっていくイメージですね。

 

さて、それが世間に広く行き渡る頃には、初めの1%の人々、そしてその次の5~10%の人は、それを既に時代遅れだと感じ、次の目標へと向かい始めています。そしてそれに遅れることしばらく、取り残された後発組も、ようやっと重い腰を上げ、次の流行へと向かいます(模倣対象を探します)。

 

何が言いたいかというと、これと同じような流れで、高齢化した人々が暮らす街を、見捨てて次を探すような人々が出始めるのではないか、という危惧があるのです。今も少なからずその動きはありますが、やがてもっと大々的に動く時が来るのではないでしょうか。

 

現在、子供を産もうという若い世代より、病気になった高齢者を守ろうという考えが未だに跋扈しています。保険金、国からの補助金は後者に充てられ、結果、未来のない老人ばかり(不健康かつ体力も気力もない、都市型老人)が街に増え、未来を作る若者には機会が与えられません。空間的にも金銭的にも子供を産む余裕がない、ということですね。

 

これが極端な流れを作り出すとすると、どうなるでしょう。若い者たちでどこか村を作り、そこで生きていこうという流れが出来るかも知れません。するとそこは豊かになりますね、立派な指導者の下、生産が消費を大きく上回るからです。するとそこに、金にモノを言わせた老人が入り込もうとします。老人は受け入れたくない、でも金は欲しいという村は、仕方がない、富裕者であれば…と受け入れを始めるでしょう。

 

しかし、老人は結局やることがありません。次第に村人から嫌悪されることになります。口だけ動かして何もしない・できないのですから当然です。そうなると、仲間としての老人をどこかから勝手に引っ張って来ます。そうしてやがて村中に老人が溢れます。

 

そうなると、次の世代はその村を捨て、次の村を開拓に行きます。そして富裕老人が来て……と、結局、そういう流れがずっと続くのです。

 

これは一つの仮定、空想でしかありません。しかし、何かしら思い当たる節だったり、まったくの妄想でもないような気になりませんか。

 

 

いくつもある、都市部の崩壊要因

詰まる所、既に都市部のキャパは限界に達しており、更にそこにどういう訳か外人(主にアジア系)がどんどん流入しているのです。

 

この移民というか、そういう方々との共存は確かに大事なのですが、その道は非常に困難という他ありません。まず文化が違う。そして意思もスムーズに通じません。そうなるとどうなるかというと、昔ながらのしきたりというか、長く守って来たものが容易に破壊され、新参者にやりたいようにやられ、後に残るのは無法地帯です。既に東京の周辺にはそういう地区が誕生しているような所もあると聞きます。

 

彼らはまず、うるさいです。マナーもありません。また、不思議なほどに群れ、傍若無人な振る舞いを行うものも少なくありません。もちろん、決して全ての方がそうではありません。ですが、それを重々承知した上で、やはり目に余るのです。善行が10あったとしても、悪行が1あればそれが目に付いてしまう、そういうものなのかも知れません。

 

 

近傍家賃と、遠方地の通勤に伴う悲劇

そして言わずもがな、土地の不足です。ウサギ小屋とまではいいませんが、普通の生活に要する最低限のセット(防犯・風呂・1Kスペース)が、月八万円程度します。もっともこれは都心の数値です。都心から電車で一時間ほど行けば、六万円程度にまでは落ちます。

 

ただ、その結果、毎日毎日、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車での通勤が待っています。そんじょそこらの満員ではありません。身動きは取れず、上げた腕はそのままです。しかも通常の生活では決して触れ合いたくもないような、身なりの汚い、汚らわしい中年が大量に生息しています(個人的に色々あって、現在彼らを嫌悪していますので、言い方悪いですが、毎日思う事です)。

 

かつ、ほぼ高確率でイヤホンからの音漏れがあります。それが最上級に達すると、携帯ラジオをイヤホン無しで聞いているような老害もいます。

 

更に、奥まで進まずに通路の中ほどで止まってしまう人が多数です。さながら動脈硬化の原因となるコレステロールさんですね。そして詰めればいいのに、スマホを扱う為に肘を張ってスペースを死守する人も多いです。などなど、色々な妖怪が本当に電車内にはびこっています。

 

参考リンク(pouch)

【完全版】東京満員電車妖怪32選

 

週末の夜は酒の匂いが車内に充満し、これがまた臭いのです。で、満員。そして遅延。たまに誰かが吐いたのか、車内清掃とかで止まったりすると、駅に停車している電車に更に人が乗り込み、更なるカオスへと発展します。

 

また、朝の通勤電車は常に遅れている、と思って頂いて構わない路線もあります。

 

主に以下の要因で、たやすく遅延しています。

遅延理由一覧

  • ドアへの物の挟み込み
    ドアを開き直せばいいという単純な問題ではなく、非常ボタンが押され、その原因究明ということで五分以上かかることもあります。その間、止まった電車に乗り込み続ける人々。思った以上に物の挟み込みは大問題です
  • 各駅で発生する、駆け込み乗車による出発の遅れ
    主要な乗り換え駅ですと、電車を降りたら、その電車に駆け寄る彼らを避けて進むというゲームをしている間隔に陥ります
  • 線路内への人の立ち入り
  • 急病人の対処
  • 非常ボタンの対処
  • 単純な混雑
  • 線路内への落下物
  • 前方車両との間隔調整での減速、停車
    約三分で走る線路の中に、三本ほどの電車が詰まっているとのアナウンスが流れます。二分三分ごとに電車がどんどん来ますが、これがどんどん詰まる訳です
  • 人身事故><

よくも飽きないなあと思いますが、以上のような理由で、ほぼ高確率で朝の電車は遅延しています。

 

そしてピークの時間帯は更に激しいです。ホームに並ぶ人、人、人。よし、電車が来たと思いきや、その中にも人、人、人。ドアが開いても誰も降りません。そんな中に突っ込む人が数名。結果、列に並ぶ三分の一も車内に入れず、電車を見送ることになります。そして更に後ろに並ぶ人は増え続ける…。何かのアクシデントがあった訳ではありません、日常の風景です。

 

という訳で、ピーク時は、だいたい自分が乗りたい時刻から逆算して、五本ほど前の電車に乗るような感覚で行動する必要も出て来ます。

 

 

給与と人材、埋まらない格差

墓場ネット地方移住応援プロジェクト~No1.都市部の問題点~_イメージ画像02

そして、そんなにも人間が腐るほどいる中で、常に人材が不足している、という不可解な事実。人が人を呼び、そのサービスが不足するのです。

 

さて、サービス業と聞いてどう思われますか? 主に飲食に接客業などですが、BtoCで一般の人を相手にするようなものですね。

 

土日はなくて薄給、かつ長時間拘束、特に身に付くスキルもなく、相手にするのはDQN老害。最近はそんなイメージがあります。サービス業離れが進む中、人手不足が解消する見込みは立ちません。人が居ないから事業を畳むということが、この人間だらけの環境で発生しているのです。

 

ただ、その分、都会で何でもいいから働きたい、という方には、質を問わなければそれら多くの仕事が発生しているのも事実です。しかし、現場でそんな辛い思いをしている人がいる中で、昔ながらの年功序列会社に勤める中年、そして法や各種補助で守られた老人がぬくぬくと過ごしています。

 

最近よく見る若者のベンチャー企業も、時に金を持った中年企業に潰されるようなこともあるのではないでしょうか(適当発言です^^:)。仕事ができない中年が、仕組みの中で若者を扱き使い、そのうえで甘い汁を吸っている環境があるとして、その若者が況やそのレールを抜け出して新しい道を作っているのです。それを潰そうと考えるのは当然でしょう。

 

化石のような企業、そして上に居座る、名ばかりの支配者層をどうにかしないと、この惨状は終わらないでしょう。その多くが浄化されるのは高齢化が終わってからですね、早くて三十年後の企業社会では、いくらかまともになっていることを期待します。

 

税金は上がり続け、子供は増えず、社会基盤は全て老人が作り、若者は年金を貰える保証がないにも関わらず徴収し続けられる。また、伝統的な日本企業は鳴りを潜め(生き残っている会社はサビ残に罵倒の嵐)、今や街にあふれるものは外資企業ばかり。どこかでかじ取りを間違えたのでしょう、この国の未来は非常に暗いのです。

 

 

墓場ネット地方移住プロジェクト~No1.都市部の問題~まとめ

ふっと思いつく都心部の問題点を思いつくままに記述してみました。多少なりとも誇張が入っていることは否定しません。

 

また、私自身が都市に飽きるようにと、やはり否定的な目で物事を見ているのも事実です。とはいえ、その私自身の姿勢は偽りではなく、素直なものでもあります。便利な環境から不自由な環境に行こうというのには、やはり恐怖が伴います。ですがその不安は、上記のような都市の不満を上げることで幾らか和らぐかも知れません。

 

さて、「墓場ネット地方移住プロジェクト~No1.都市部の問題点」でした。次回はどういう内容になるかは不明ですが、まだまだ続きます(多分)。

 

以上、最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。記事内容が何らかの参考になりましたら幸いです。

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