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恐怖! 実録! 本当にあった怖い(?)話 by 墓場ネット(前編)

数年前から、怖い話をよく読むようになりました。きっかけはあれです、FXをやっている時に、損切り出来ずにどっか行ってしまって、含み損になった時によく読んでました。




 

時刻は主に午前二時とか四時とかそんな感じです。二十代中頃、今は遠い昔のことのように感じます。

 

とはいえ、最近も結構読んでます。洒落怖からほか色々。「意味が分かると」とかも好きですが、やっぱり田舎・タブー・古い伝承のコンボなんかは読み漁ってしまいます。また、山の話なんかも神秘的でいいですよね。

 

参考リンク(恐怖の泉.com)

山の怖い話一覧

 

と、前置きが長くなりました。実を言うと、私も一つ怖い体験をしたことがあります。いや、もう一個ありますが、これはまたの機会に。

 

今回の話にオチはないです。他人が聞いて怖いというより、私本人が怖いと思った、というのが正解かも知れません。恐らく、このように文章に著しても怖くないと思います。ただ、何かの拍子にふっと思い出しましたので、何気なく書き留めておこうと思っただけです。

 

 

山の中の公園(前編)

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もう十年近く前のことです。無職ながら車と自由な時間を持っていた私は、行動範囲の広がりを楽しむかのように、お金や時間と相談しながら、色々な所をブラブラしていました。

 

真夏の頃です。七月の中旬か下旬、日中はとても暑く、外出などしたくなくなるような日が続きます。

 

しかしどこかへブラリと出たい。ならばどうするか、ということで、私は涼しくなった深夜に外出することにしました。

 

名付けて夜の観光。ネオン街とかそういうものではありません。車で、どこだか知らない所へ行って、神社や公園など、いつでも誰でも立ち入りができるところに行こう、とこういうものです。お金もかからない、そして深夜(午前~)にブラブラするという楽しみも味わえます。

 

当日も熱帯夜でしたが、もちろん昼よりも気温は下がっています。交通量も格段に少ないです。

 

その日、私は午前一時頃に家を出ました。深夜のアルバイトや、夜に自転車でぶらりとすることはあったので、それ自体に新鮮味はありません。しかしドライブとなると話は別です。カーステレオ(確かモー娘。のベスト)を流しながら静かに車を走らせます。

 

行先は街ではないところ。それだけで十分です。夜道を駆け巡れば、それだけで面白い。もちろん行動するのは一人です。どこともなく(何となくの方角だけ定めて)車を走らせる。一種の解放感に酔いながら、約一時間ほど走りました。

 

気付けば周囲を走る車もほとんどありません。もともとそんなに人口の多い都市だという訳でもないので、車で一時間も走ると、自然豊かな場所に出ます。

 

少しして、近隣の低山に並行する国道に出ました。その大通りから一本二本、道を逸れると本当に静かな道となります。道行く人はもちろんいませんし、車もたまに一台二台が通り抜ける程度です。道路自体は大きいんですけどね。信号機の同じ色が視線の先でいくつも重なり、一斉に明滅するたびに視界がチラチラします。他に動くものはありません。

 

さっそく適当な場所に車を止め、そこを起点として周囲をブラブラします。早速。神社がありました。門が空いていますのでそっとお邪魔して、足音を殺して境内を歩きます。悪さなどはしません。本当に見て回るだけです。

 

そんなこんなで、宛てもなくブラブラしました。そして再び車に乗り込みます。

 

中々面白い、ちょっと目的地を定めてみるか。

 

そう思いながらカーナビをぼんやり眺めていると、名前は分かりませんが公園があるようです。見た感じ、ちょっと山の中にあるようです。

 

山道とはいえ、きちんとした道路に違いはありません。付近の道もそうですが、そういう道でも昼間は多く利用されています。ですので、どこの道もきちんと車で擦れ違えますし、木々が道路にまで侵入しているという所もありません。だいたいそういう所が多かったのです。

 

そういう事情もあり、運転が好きではない私も、夜の山道に進路を定めることとしました。

 

私はその公園にナビを設定しました。大きな道路から外れて、ものの10分弱で到着するようです。道路から公園まで、確かに道は伸びているようでした。上り坂が続くようですが、きつい傾斜のようにも見えません。

 

行くか。国道から山道へと車を滑り込ませます。時刻にして3時頃でしょうか。大通りはごくたまに車の往来がありますが、付近に人通りはありません。

 

緩やかな勾配を静かに上ります。車はマニュアル車でしたので、時にギアを操作したりしながら、慎重に進みます。次第に道が狭くなって来ました。もし擦れ違おうとするとかなりのストレスになるでしょう。もっとも、こんな時間に誰かがこんな所を走る訳はないだろう、そう思いながら道を進みます。

 

路傍の木々が頭上を覆い、小さな枝なんかが道に入り込んでいます。

 

神経を運転に集中する為、カーステレオの音量を絞って、窓を少しだけ開けていました。落ち葉を踏みしめる音が聞こえます。それから湿った緑の匂い、そして夜の気配が車内にそっと満ちて来ました。

 

八割ほど来ると、もうUターンも出来ないかと思われるような道となっていました。何か変だなと思いつつも、道が続いているのなら、と思い、運転を続けます。

 

緩やかなカーブが続きます。見通しは悪いです。時折ハイビームにしながら、道を確かめるように進みます。時速は10km~25kmくらいのノロノロ運転です。

 

慎重に進むと同時に、色々なことを考え始めます。国道から公園まで、一本道のはずです。こんな辺鄙な道を通らされるものでしょうか。行先は公園ですよ。

 

なんかおかしい……?

 

何と、続きます!

 

次回予告

深夜に見知らぬ細い山道をただ登り続ける墓場ネット、果たして彼が見たものは!?

 

参考リンク(Next記事)

恐怖! 実録! 本当にあった怖い(?)話 by 墓場ネット(後編)