今までダイエットなどとは無縁の人生でした。それどころか太りたいとか、そういう思いを抱いて過ごしていたこともあります。どれだけ食っても太らなかったんですよね。人の倍近く食べる時もありますが、腹が出るということはなかったです。
というのも、やはり若さによるものと、運動量が多かったからだと思います。ただ、ほとんど引きこもりのような時でもあまり太らなかったので、やはり代謝量が大きかったのでしょう。
さて、そういう背景がありながら、現在、私はちょっとお腹が出ています(2018年5月時点)。腹筋を割っても肉が乗っている始末。遠目には別に問題ないのですが、しかし確実に肉がある。これがこんなに腹立たしいものとは思いませんでした。
原因は簡単です。特に動きもせず、頭もそんなに使わない仕事をして、勉強もしばらくお留守、そして冬季の生存の危機(部屋が寒すぎる・暖房系設備も服もなし)に際し、やたらと食べてしまうような時期がありました。加えて、生活リズムが乱れていました。それも大きな要因でしょう。
その生活が終わった後は特に太ってもいません。しかし痩せてもいません。筋肉量に関してもそんなに変わりはないと思います。つまり、ある時期についた肉だけが落ちず、そのまま存在しているのです。
意を決してダイエット
最近、ようやく生活リズムが落ち着きを見せ始めました。時間も少し自由に使えます。そういう事情から、この時間を使って一気に落とそうと考えました。
まず、食事量は必然的に減るでしょうし、勉強も開始しなければなりませんから、特に頑張らなくても減る素地はあるわけです。頭を使えば太りにくくなるというのも一つのダイエットになるのではと思います。糖の蓄積が妨げられるわけですからね。
参考リンク(進路のミカタ)
さて、ダイエットということを考えていくと、なぜ肉が落ちないのかを考えていかなければなりません。それは体を燃やしていないからです。どれだけ筋肉をつけるような運動をしようが、短期的に筋肉を付けることは難しいでしょう。それなら何が必要なのかというと、痛いほど耳にする「有酸素運動」です。
思えば、私はこれまでけっこうジョギングなどをしていました。自転車もめっちゃ漕いでいました。それが本当に重要だったのですね。それらを生活から除外して約半年足らず、こんなにも体が鈍くなり、至る所に肉が出るとは本当に思いませんでした。
身近な有酸素運動を考える
手軽にできるものとしては、ウォーキングにランニング、そしてサイクリング、それから水泳などが代表ですね。軽い山登りなどのようなハイキングもいいかと思います。
肺活量も改善し、健康も改善、生活リズムも整い、よくよく考えるといいことずくしです。とはいえ、下半身に負担を掛けることもありますから、注意も必要です。量をこなせばいいという単純な問題でもありません。
やはりもっとも大事なのは継続です。また、脂肪が燃え始めるのは運動を開始して少ししてからですので、短時間を繰り返すというのも、少しばかり効率が悪くなるでしょう。きつい時でも、「ここでの頑張りは効果的だ」と思い、踏ん張りましょう!
なぜ我々は有酸素運動から離れがちなのか
それはきついからに他なりません。きついしだるいし、継続するのも難しいし環境がないし…という言い分です。大人になればある程度仕方ないところもあります。
モチベの維持も大変です。ダイエットをしていれば、目に見えて痩せ続ける訳ではありません。そうなると体重計に乗るのもそれはそれでストレスです。頑張っているのに変化なし、とそれはそれで悪いものではないのですが、やはり面白いものではありません。
ならばどうするか。可能であれば、ダイエットを二次的な目的とし、その運動そのものを楽しんでいくのがいいでしょう。それが出来れば確実に前に進みます。
ウォーキングなら天候のいい日や、朝日や夕日など、好きな時間に歩いたり色々な所を歩くのもいいでしょう。ジョギングも同じです。水泳ならば速度や距離、それから肺活量の増進を考えることも素晴らしい効能です。
運動を嫌々やるのではなく、最低でも「やらされている」という受動的な視点から抜け出すことが大事だと思います。
やはり有酸素運動の代表といえば水泳
水泳を再開(過去、完全に独学ですが、かつて期間を設けて泳いでいたことがあります)しました。水着一式は1500円くらい、ジムはもともと通っていましたので、そんなに出費系はなかったです。
最初の一週間はつらかったです。自分の衰えを見せつけられ、呼吸も苦しい、距離も出ない速度も出ない。腹はちょっと出ている。こんな感じですが、それはそれで仕方ないです。かつて出来ていたイメージがありますので、たとえ一時的には無様でも取り戻すだけです。
フォームを少しずつ取り戻したり、どういうことを考えていたか、そしてかつてはどのくらい息が続いていたか。そういうことを考えながら、焦らずに続けていました。
体力的、運動的に泳げないという方ならば、まずは水中ウォーキングとかもありますね。気候を考えれば、そろそろ屋外での運動はきついところもあります。ジムなどを使うのもやはり大事だと思います。
水泳に関して言えば、まず目指すのは肉の燃焼よりも肺活量の増加です。これが出来ないことには長時間泳ぐこともできませんし、水泳そのものが面白くないです。
クロールで言えば、例えどんなに遅い泳ぎであっても、息継ぎから次の息継ぎまでの間に消費する体力(酸素)より、一回の息継ぎで回復する体力(酸素)の方が上回るようになると、以後の成長は楽になります。
そうなると長時間泳ぐことはできます。泳ぐことが苦痛ではなくなってきます。もちろん速度を上げたり負荷を上げるとそうではないですが、ひとまず、「泳ぐ」ことに対して非常に前向きになります。
それからは筋力アップや肺活量アップで、速度や負荷を上げていく、という楽しみが出て来ます。やっぱり早く泳げたり、力強く泳ぐことは楽しいですからね。
肺活量、呼吸量といいますと、カラオケもいいでしょう
これはヒトカラです。歌います。カラオケは立って歌ったり、なるべく声量を出して歌うと、想像以上にカロリーを消費するものです。肺活量はもちろん上がりますし、ストレスも発散できます。上手く歌えない場合は、とりあえず音程は気にせず、気持ちを大事に歌っていきましょう。
時代的にヒトカラはもはや何の恥ずかしさもないです。過去、私が始めたのは10年ほど前。そのころはあれですね、「あ、あの人、一人!」みたいなこともありました。それで歌が下手でしたら恥ずかしいですが、私はその頃は誰に聞かせても問題ないレベルになっていましたので、むしろ誇らしかったことを覚えています。
肺活量アップ、もしくは体力アップを目指したヒトカラでは、なるべく音程とかよりも、声を出したり伸ばしたりするのがいいかと思います。逆にそういうことをしっかりしていれば歌も上手くなっていくものだと思います。
誰かと比較するではなく、先日の自分や、そしてただ気持ちを大事にする。時間や歌を日常的に聞く方ならお勧めです。
そして呼吸を意識する(上級者)
呼吸というのは非常に奥深いです。簡単に言えば、吸って吐いてのスパンをゆっくりにすればするほど、心は落ち着き体調も落ち着き、そして寿命も長くなるようです。
これはアンチエイジングへのアプローチとしても非常に重要ですね。以前から書こう書こうと思いつつ、いまだに知識もなく書く機会がありません。水泳やカラオケをしながら、息をするタイミングや、普段との違いを感じていければ、呼吸そのものを意識する機会が増えていくと思います。
とはいえ呼吸は自発的活動ですので、非常に難しいです。呼吸を大事にする、ということを頭においてもどこかで消えます。ですがコントロールすることができれば、きっと健康面からすればいいことが多いと思います。
参考リンク(自サイト)
食事制限とリバウンド
ダイエットというと食事制限(のみのダイエット)がまず言われますが、これは間違いです。一時的には痩せるでしょうが、続けられません。体調を崩します。また、根本的な解決になりませんので、リバウンドする危険性があります。ただし、もちろんダイエットの一環として食事内容を変えるのは非常に大事なことです。
さて、リバウンドは単純に体重が戻る訳ではありません。リバウンドを繰り返すたびに、痩せにくい体になっていっているのです。それはある意味で不可逆的・一方通行で、体がずっとマイナスの方向に向かっていきます。
具体的には、太ると脂肪が増えます。で、下手な方法で痩せると筋肉が落ちて体重が減ります。そういうことを繰り返しているうちに、筋肉の総量がどんどん落ちていきます。目に見える体重は同じでも、実は内部では体脂肪率は増えている、という流れです。
本当に痩せて、以後、人生に於いて適正体重で過ごしたいのでしたら、食事だけではなく、もっと自身に根差した週間そのものを変える必要があります。
燃焼を目的としたダイエットについて考える~まとめ~
今回、人生で初めてダイエットを考え、色々と学ぶことがありました。
現在(運動開始一か月程度経過)、腹の肉は目に見えて減り、肺活量は上がり、様々なことに対する意欲が復活しています。かつての体脂肪一桁を目指そうとは思いませんが、それでも平均して12%前後の所までは行きたいと思います。
参考リンク(自サイト)
冬、若干増えるのは仕方ないかと思いますが、それがすぐに落ちなかったのは今年が初めてです。私も昔からすると年を取った、それをきちんと見据える必要があります。
以上、独学というか、私個人の意見も多々ありますが、ダイエットに関する個人的見解を述べさせていただきました。何かの参考になりましたら幸いです。