今までちょくちょくガンプラを作って来ましたが、1/144の1stガンダムを作るのは初めてです。当キットは2015年の7月の発売で、リバイブシリーズとしては、確かガンキャノンに続く二作目だったような気がします。さすがリバイブと言うだけあって、出来具合はかなりのレベルだと思います。
改修するべきポイント
やはりアンテナの先鋭化やバズーカの色分けくらいでしょうか。その他はかなり高いレベルでまとまっており、気になる部分はないです。合わせ目も本体にはほとんど出ないです(やはり顔だけは出てしまいますが)。
今回の改修点

先に挙げたポイントくらいで、基本はほとんどストレート組みです。キットは二つ使用しております。完成はいつになるか分かりませんが、ガンタンクの脚部とガンダムの上半身をドッキングさせたものを作成する予定です。
カラーリング
キット素組は白色部分がやや緑掛かっていますが、それをアニメの白色をイメージして塗装しています。また、青色部分もやや色合いを薄めて、少し水色に近い色合いを出しています。
バズーカはキット素組のものは一色となっていますが、ネット上の作例などを参考にすると、白と黒というものがオーソドックスなカラーリングのようです。
合わせ目処理が必要なところ(容易部分→単純モナカ箇所)
武装類(ビームライフル、バズーカ)
ここはやはりモナカです。バズーカは持ち手を簡単に後ハメ加工できます。また、ビームライフルは、最初に持ち手(添え手部)とスコープのパーツを塗装し、その後、それらを嵌めた状態で接着剤を使って、合わせ目を消していきます。のち、同じ色で塗装しています。
注意としまして、バズーカの持ち手の所です。この部分は可動箇所になりますので、塗装すると塗装剥げが目立ってしまいます。ですので、塗装する場合は予め、接触部を薄くしておいた方がいいです。
脚部背面
ふくらはぎの部分です。脚部前面は別のパーツを被せますので消えます。
合わせ目処理が必要なところ(難しい所)
頭部フェイス
ガンダム系の宿命、頭部フェイスですが、今回も未処理です。
ガンダムマークⅡと同様にアンクルアーマーが細かい合わせ目となっていますが、これはモールド化されているので気にならないです。他にも腕部もモールド化されていますので、頭部が気にならなければ、合わせ目の処理事態は楽かと思います。
塗装で気を付けたいところ
バズーカを除いて、ほぼ完全に色分けされていますので、成形色に沿って塗装すれば問題ないかと思います。ただ一箇所、後述しますが、ショルダーアーマー内部も本体色(白色)になっていますので、別に部分塗装などを加えるといいかと思います。
また、塗装剥げの方も気になるところです。塗装する場合、膝や肘の関節パーツはなるべく薄めに削っておいた方がいいかも知れません。今回は結構あらかじめ削っておいたのですが、塗料が濃かったのか、接触して早々に剥げてしまいました>_<
部分塗装が必要そうなところ
ツインアイ
シールあり。
腰のVマーク
シールあり。
バーニア内部
赤色に塗装する必要あり。今回は忘れていました…。
ヘッドバルカン
白→黄色に塗装する必要があります。
ショルダーアーマー内部
関節色です。面倒なら全部は塗らないでもいいかと思いますが、外側の丸っこい所だけでも塗っておきたい所です(今回はそこだけを筆にて別途、塗装しています)。
バズーカ
キットはグレイ一色ですが、白と黒が本来のカラーリングのようです。ですので、部分塗装というよりも、半分はまるまる塗装していくようなイメージです。部分塗装として対処するのなら、白色となる部分だけを塗装するとそれっぽくなるかと思います。
製作フロー
- パーツの切り出し
- 紙ヤスリにてランナー処理、及び面積の広いパーツへのペーパー掛け(手抜き)
- 接着剤による合わせ目処理(処理の容易な箇所)
- 洗浄と乾燥
- 一パーツごとに、持ち手を付けて、エアブラシにて水性ホビーカラーにて塗装(全パーツ二度塗り)
- 部分塗装、ディティールアップ塗装など
- ガンダムマーカー(ブラック・グレイ・ブラウン使用)にてスミ入れ
- マークセッターを用いて、市販の水転写デカール貼付
- エアブラシにてつや消しを塗布
- 乾燥後、擦り合わせ(ねじって塗料を削ったり、塗料をデザインナイフで削り出したり)した後、組み立て。メタルボール入れ込み。偏光シール貼り付け。
- 完成!
作業への感想・所感など
総評
今回は色合いをアニメ色に近付け、デカールなどで情報量を上げることに集中しました。改修という見方で行くとそんなに手を加えるところもなく、モールドも少なくないですので、素組と部分塗装、つや消しだけでもかなり満足いくレベルにまで仕上げることのできる、完成度の高いキットなのではないでしょうか。
反省
今回はガンダム・ガンタンク・ガンキャノンの三つと、それぞれ前後の別キットを同時に製作していきましたので、やはりというかパーツの紛失が出ました。パーツ発注も時間と手間とお金が掛かりますので、もう1キット購入した次第です。
ただ、ダブルバズーカによって最終決戦チックに出来たり、そう悪いことばかりではなかったかも知れません。とはいえ、それだけで完成が二ヶ月(塗装二回分)遅れるのは悔しい限りです。何とかして無くさないように進めることができるよう、対策を打たなければなりません。
キットへの感想・所感
さすがガンダム、そしてリバイブの名に恥じないような素晴らしい作りでした。可動性もよく、色分けもほぼ完璧、更に各武装も整い、価格も抑え気味(700円弱)と、ガンプラデビューにもオススメ出来る、万人向けのキットなのではないでしょうか。
「HGUC-REVIVE- 1/144 ガンダム 塗装・製作レビュー」まとめ
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前回のガンダムマークⅡと似たような感想になりますが、キットのプロポーションが今風(小顔、細身)になっていますね。あとはやはり可動性ですね。ガンプラは時代を受け、そして技術の進化を受けて変化し続けています。
参考リンク(自サイト)
HGUC 1/144 ガンダムMk-II (ティターンズ仕様)塗装・製作レビュー
ただ一つ、わがままを言わせて頂ければ、プロトタイプやリアルタイプが作りやすいよう、胸部とスネあたりを別パーツにしてくれてると、気軽にそういう塗装にチャレンジできそうですね。
参考リンク(Amazon)
以上、「HGUC-REVIVE- 1/144 ガンダム 塗装・製作レビュー」でした。最後までご覧頂き、ありがとうございます。