HG  プロトタイプグフ (戦術実証機)製作・塗装 レビュー!_バストアップ(部分塗装)

HG  プロトタイプグフ (戦術実証機)製作・塗装 レビュー!

今回製作しましたのはHGUCのグフ戦術実証機になります。ORIGINシリーズで、発売日は2015年の9月となっています。

 

特徴は右腕のアタッチメントと、やはり足にパイプがあるということでしょうか。実際に完成させてみると、通常のグフと比べ、思ったよりボリュームがあります。

 

テフロンシールが付属していますが、通常に使用する場合、段差がかなり出てしまいますので、今回は未使用としました。クリアーの研ぎ出しなどの根性があれば、もしかすると目立たなくなるかも知れませんが、かなり大変な作業になると思われます。

 

基本はストレートで、あまり手を加えず完成させました。途中、アタッチメントを止める小さなパーツの紛失に気付いてパーツ注文をしたので完成が遅くなりましたが、基本的には組みやすいキットだと思います。

 

また、プロトタイプグフとして検索すると、色々なタイプが窺えます。以前までは07-Aがそれだとされていたように思いますが、今回新たに戦術実証機というものが追加されたような形になるのでしょうか。

 

参考リンク(google)

プロトタイプグフのgoogle画像検索

 

 

カラーリング

グフ戦術実証機07_肘の干渉部

グフ戦術実証機02_ショルダーアーマー01

レッドショルダーを意識してみました、と言いたいですが、塗料の関係(途中で水色がなくなってしまいました)もあり、ショルダーは濃い青色にしています。

 

あとはスパイクの部分を、なんとなく見栄えがするように黒で塗装しました。

 

 

ディティールアップ

塗装部分

グフ戦術実証機05_各部スミイレ

各パーツに施されているラインはうるさくなく、それだけでも十分に映えると思います。今回はショルダーパーツの色を変更していますが、前述のとおり、水色塗料をミスって使い切ってしまった為、他の色で対応したというのが実際です。

 

イフリートっぽくなるかと淡い期待もありましたが、やはり色は統一した方がいいかも知れません。

 

モノアイ

グフ戦術実証機06_モノアイ

モノアイはルミドームをスリットにそのまま投げ込んでいます。

他、ショルダーアーマー、胸部パーツ前面、胸部横に、小さいですが、グレイによる部分塗装が必要な箇所があります。それ以外は概ね問題はないように思います。

 

モノアイについての考察は下記の記事にてございます。

 

参考リンク(自サイト)

HGUC 1144 MS-07B3 グフカスタム塗装・製作レビュー!

肘の干渉部分のケア

グフ戦術実証機04_アタッチメント接続パーツ

塗装すると肘の上下の水色パーツが干渉し、塗装がちょっと剥げてしまいました。これらのパーツは予め、多めに削っていた方がいいかと思います。

 

加えて各部アタッチメントの接続ピンも削りを加えることで、アタッチメントの交換がしやすくなります。当キットに関しては、全体的に塗料は薄めを心がけた方がいいかも知れません。

 

 

合わせ目処理が必要なところ(容易部分)

今回はありませんでした。もしかするとどこか見逃している可能性もあります。胸部横が合わせ目かと思いましたが、説明書の画像も処理されていませんでした。

脇腹

グフ戦術実証機09_脇腹

とはいえ、この脇腹は合わせ目なのか、果たしてどうなのでしょう。

 

 

合わせ目処理が必要なところ(困難部分)

ショルダーアーマー

グフ戦術実証機03_ショルダーアーマー02

気になる合わせ目はやはりショルダーアーマーです。中のパーツを入れてからの処理になりますので、挟み込みが必須となります。D1のパーツのみ先に挟めば、通常の繋ぎ目消しで行けそうだとも思いましたが、駄目でした。ただ、もしかするとD1パーツに手を加えて後ハメに出来るかも知れません。

 

今回はやや処理が甘かったです。先にアーマー内部を接着せずに塗装したのですが、この時、合わせ目となる箇所に塗料が付着していた為、接着剤の働きが弱くなったようです。接着後、かなり削ったのですが限界でした。

 

同時に、接着剤が厚くなってしまったのか、伸びた水色部のスパイクがやや浮いた感じになってしまいました。

 

 

製作フロー

グフ戦術実証機09_バストアップ(部分塗装)

  • パーツの切り出し
  • 紙ヤスリにてランナー処理、及び面積の広いパーツへのペーパー掛け
  • 1mmメタルボールを仕込む為の穴あけ(DAISOルーター使用)。モノアイ工作。その後、周辺のペーパー掛け。また、各スパイク、頭部アンテナを尖らせる為のヤスリ掛け
    洗浄と乾燥
  • 一パーツごとに、持ち手を付けて、エアブラシにて水性ホビーカラーにて塗装(全パーツ二度塗り)
  • 筆にて胸、ショルダーアーマー、脇腹のグレイ部を部分塗装
  • ガンダムマーカー(ブラック・グレイ・ブラウン使用)にてスミ入れ
  • マークセッターを用いて、市販の水転写デカール貼付
  • エアブラシにてつや消しを塗布
  • 乾燥後、擦り合わせ(ねじって塗料を削ったり、塗料をデザインナイフで削り出したり)した後、組み立て
  • メタルボールの埋め込みなどのディティールアップ。
  • 完成!

 

作業への感想・所感

総評

やはりショルダーアーマーの塗装ミス、継ぎ目消しの甘さが気になるが、それ以外は問題なく作成できた。各部(干渉部)のクリアランスが必要になるが、数は多くないと思う。

反省

パーツの紛失、ならびに塗装のミスが大きい。塗料が全体的に厚く乗ってしまったように思う。薄め液が足りなかったのが原因かと思うが、以後、気を付けたい。

 

 

キットへの感想・所感

グフ戦術実証機20_ex

グフ戦術実証機01_TOP

グフ戦術実証機10_未使用分(塗装済み)

グフ戦術実証機11_完成図

実際はサクサク作れ、素組みでも特に目立つ箇所はないです。アタッチメントに関しては、ヒートロッドの方はやや頼りない感じがしますので、私は手がある方を選んで展示しています。

 

稼動性もよく、特に腕は塗装したにも関わらず、かなり滑りがいいです。足部の接地もよく、程よく足を開いて展示することができます。

 

以上、HGUCグフ戦術実証機のレビューでした。ご覧いただき、ありがとうございます。当記事が何らかの参考になりましたら幸いです。

スポンサードリンク